2013年5月29日水曜日

10インチタブレット「dtab」のすすめ

猛烈にタブレットPCが欲しくなり、ドコモタブレット「dtab」を購入することにしました。
ここでは、ただでさえ安い「dtab」を、更に安く手に入れる方法を考えます。





【タブレット購入を決意】

ネットを見ていて、異なるページを並列に操作したいときはありませんか。例えば、何かを設定するときの手順などです。

ブラウザのタブを切り替えて、これを実現するのが普通だと思います。
しかしこの動作は、案外煩わしく感じます。

タブが沢山開いている状態で、元のページがわからなくなったり、誤って閉じてしまったり・・・。

PCのマルチモニタ化や、スマホで目的のページを表示することなども考えたのですが、どれも現実的ではありませんでした。
マルチモニタはやり過ぎ感があり、しかもPC設定中に促される再起動で結局すべて消えてしまいます。
スマホで表示は物足りな過ぎです。これならPCで表示した方が良いぐらいです。

しばらく私の要求に合致するものを探していました。
そして、行き着いたところは「タブレットPC」でした。



【機種の選定】

以前、ドコモショップで触ったことのある「XPERIA Tablet Z」を購入しようと、価格を見てみたところ、絶望感で満たされました。(タブレットってこんな高いのですね。)

そこで何とか無料で手に入れる方法はないか、Google先生に聞いてみました。・・・が、そんな都合のいい話は先生でも知りませんでした。

無いものは仕方がありません。高かろうが買うしかありません。

求める性能はスムーズなWEBブラウジングだけです。毎日持ち歩くようなことはしません。

[タブレットに欲しいスペック]
  • サイズ:10インチ程度(※)
  • CPU:Quadコア
  • OS:Android4.0以上
  • その他:たまには持ち歩くので軽い方が良い。

    ※ 7インチサイズを除外した理由は、7インチを使うぐらいならスマホのが使い勝手が良いからです。

    この条件に合うタブレットから次の5種類を選びました。

    名称(※) CPU 重量 厚さ
    XPERIA Tablet Z (SO-03E)
    APQ8064(1.5GHz)  495g   7mm 
    ARROWS Tab (F-05E)
    AP37(1.7GHz)  589g   10mm 
    dtab
    K3V2T(1.2GHz)  633g   10mm 
    ICONIA TAB A700
    Tegra3(1.3GHz)  665g   11mm 
    MeMO Pad Smart
    Tegra3(1.3GHz)  580g   10mm 
    ※ アマゾンの商品ページにリンクしています。価格の参考にしてください。



    「XPERIA Tablet Z(SO-03E)」は、群を抜いてスタイリッシュかつ超軽量です。
    「ARROWS Tab(F-05E)」はハイスペックが売りです。
    「ICONIA TAB A700」と「MeMO Pad Smart」は低価格でそこそこの性能を持ち合わせています。

    「dtab」はこの中で一番低価格で、一番低スペックです。
    低スペックと言っても、「Quad:1.2GHz」これはこれで凄まじいスペックなのですが。

    そこで「dtab」についてより詳しく調べるために、ドコモの公式サイトを眺めていました。



    【ドコモのキャンペーン】

    なんだこれは!?



    注意書きが色々ありますが、要は「spモード」と「dビデオ」を7~8ヶ月分(※)契約すれば9975円で「dtab」を購入できるというものです。
    なお、「spモード」と「dビデオ」の登録は「dtab」ではなく、すでに持っているスマホで行います。

    ※毎月1日に契約すれば7ヶ月分、それ以外は8ヶ月分の料金がかかります。



    【実質価格の考察】

    ドコモユーザーならば「spモード」は、すでに契約しているでしょうから考えません。

    実質の支払総額は次のとおりです。
    dビデオを1日に契約した場合:13,650円
    2日以降に契約した場合:14,175円

    これは安すぎます。
    これだけの性能を持った「dtab」がこの価格で手に入るとは・・・。



    【更に安く買う】

    私は現在、ドコモを3回線所有しています。
    その回線の1つの月額料金は「-795円」です。マイナスです。795円分使っても0円と言うことです。

    (詳細は<ドコモ3台持のすすめ>を参照)

    ドコモの「dtabキャンペーン」をこの回線で適用します。

    [キャンペーン適用費(月額)]
    315円(spモード)+ 525円(dビデオ)=840円

    [マイナス運用回線に適用(月額)]
    840円 - 795円=45円

    [実質支払総額]
    (45円×7)+ 9,975円=10,290円



    【6/2追記】

    「dビデオ」に月サポのマイナス分は適用できません。
    コメントにて「dビデオは適用外」と教えていただきました。
    調べてみると月サポマイナス分は、dビデオなどの「コンテンツ」には適用できないことがわかりました。

    間違った情報を書いてしまい申し訳ありません。
    今後も何か間違いがありましたら、お教えいただけると助かります。

    なお、もう「dtab」は購入済みです (;・∀・)
    10,290円のつもりが13,650円になってしまいましたが、これでも十分満足です。




    【6月1日に買います】

    と言うことで、6月1日に「dtab」を購入しようと思います。
    購入後は簡単にレビューします。


    実際、この端末「dtab 01」は14,000円程度で買えるタブレットではありません。実は、この価格の裏にはドコモの戦略が隠れています。

    仮に「dマーケット戦略」と名付けます。
    この戦略のために、ドコモは赤字覚悟でタブレットをばらまいています。

    現在タブレットの購入を考えていて、しかもドコモユーザーであれば「dtab」は”絶対に買い”です。



    【余談:dマーケット戦略】

    ドコモの「dマーケット」を軸に、AUやソフトバンクにも「dビデオ」などのコンテンツを開放し、その売り上げを伸ばしていくオープンな戦略です。
    キャリアにとらわれないため利用者数は増加するでしょうが、ドコモの優位性を確立しないと、それがそのままドコモにとってリスクとなります。


    [追記:dtab買いました]
    ドコモタブレット「dtab」の普通ではないレビュー

  • 2 件のコメント :

    1. こんにちは。
      以前適用されていたのにいきなり外される騒動がありましたが、
      dビデオは現在月サポ適用されません。

      返信削除
      返信
      1. コメントありがとうございます。
        2012年11月で月サポ対象から外されていることを確認しました。

        2013年4月の時点で、ドコモショップ店員さんから「dビデオも適用」と聞いて、まさか「適用外」とは考えもしませんでした。店員さんの嘘つき(;_;)

        このような指摘は非常に助かります。記事は後ほど修正します。
        ちゃんと調べずに記事を書いてしまい申し訳ありません。

        でも、もう「dtab」買っちゃいました♪

        削除