2015年11月23日月曜日

Qtalk



高音質で低遅延のIP電話サービス。 ただ、IP電話サービスといって良いのかわからないぐらい、余分なサービスも多い。
発信した相手には050番号が通知されるのだが、それにかけ直しても自分には着信しない。自分専用の050番号を取得するためには「300円/月」の料金が発生する。

通話には専用アプリを用いるが、わかりにくいUIであり、さらには非常に不安定である。使える環境の方が少ないのではなかろうか。
もしかすると、執筆時点(2015年11月)ではAndroid5に対応していないのかもしれない。Android4で試したところアプリは安定し、通話も良好であった。だが、Wi-FiではNAT問題がクリア出来ていないなど、結局のところはアプリがサービス全体の足を引っ張っている。

ただし、使えさえすれば、前述のとおりかなり高性能ではある。まずは登録すると100ポイントの無料通話分が付くため、それを利用して使えるかどうかを確認すべきである。

料金
  • 課金方法:クレジットカード、PayPal、コンビニ決済、銀行振込など、(プリペイド方式)
  • 初期費用:0円
  • 月額:300円

    発信先通話料(税抜)接続料
    30秒1分3分(1通話毎)
    国内固定電話3円
    携帯電話14円
    PHS
    国際電話アメリカ2円
    中国3円
    タイ4円
    フィリピン19円
    インドネシア4円

    無料通話先
  • Qtalk同士のみ。

    仕様
  • 対応コーデック:不明
  • 留守電:非対応
  • 転送電話:対応
  • SIPクライアント:Qtalk(公式アプリ)

    通話品質
    遅延も少なく非常に高音質。ただ、試験ではNAT越えがうまく行かず相手からの音声が届かなかった。専用アプリではこの辺りの設定がないため、ここで試験を中断する。
    冒頭にも記載したが、SIPサーバの性能は悪くないのだが、アプリが貧弱すぎてそれを活かせていない。


    ◆ 検証方法

    通話品質の検証はPHSとの通話で行っている。 こうすることで実際の使用環境に近づくとともに、PHSのADPCMの特性により、音質の検証が正確になる。

    音質については、使われているコーデックやアプリ、サービスのスタンスによってかなり異なってくる。そのため、これを言葉で表現することが難しい。
    そこで、音質は5段階評価(5が最も良い)で示す。なお、これは音のキレイさではなく、聞き取りやすさを基準とする。


    ◆ 遅延時間と音質  

  • 専用アプリ(QTalk)を使った場合
    通話方向遅延時間音質
    自分 → 相手0.25秒5
    相手 → 自分


    ◆ 推奨コーデック  

    専用アプリのため、コーデックは選択できず。

    備考
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