2013年4月25日木曜日

ラッシュアワーはドコモの天敵

イーモバイルからドコモに移り、その遅さにびっくりしました。
しかし、よくよく考えると遅いのはラッシュアワーの駅と満員電車内のみです。

<以下数行つまらないから読み飛ばし可>

通信回線は人口密度に影響を受けます。人が密集しているところは、明らかにその品質が落ちます。
これがベストエフォート型と呼ばれるものです。基地局の能力超過分は切り捨てられます。

ドコモはそれ単体での回線品質は最高なのですが、利用者数が多すぎます。
イー・モバイルの良好な回線品質の理由は、単に利用者が少ないことによります。

基地局の性能自体はドコモのが上ですが、ラッシュアワーはそれでも収容しきれません。

イメージは「椅子取りゲーム」そのままです。数千人~数万人で椅子取りゲームをしている感覚です。
椅子に座れなかった人は通信できず、次の音楽が鳴るまでじっと我慢です。連続で座れないこともあります。

<読み飛ばしOKエリア終了>


私の経験しかお伝えできませんが、ラッシュアワーの池袋(JR線のみ)はほぼ通信不可能です。

それ以外の場所や時間帯であればドコモでも快適に使えています。

言葉ではわかりにくいので表にします。
「大宮」―「池袋」湘南新宿ライン車内においての経験です。

◎:良好
○:通信可能
△:不安定(遅いが通信は可能)
×:非常に不安定(ほとんど通信できず)

  朝のラッシュ 通常時 帰宅時間帯
田舎(私鉄)
大宮(JR)
↓(駅間)↑
浦和
↓(駅間)↑
赤羽
↓(駅間)↑ ×
池袋(JR) × ×
池袋(私鉄)
電車以外


なお、イー・モバイルはすべて“◎”です。


池袋などドコモの通信が不安定な場所は、人間側で対応するしかありません。
例えば、HPを見るときは事前にキャッシュするアプリを使うとかです。

意外と、常時通信が必要な作業は少ないものです。ある特定の場所や時間帯の通信ができなくても、それほど困りません。

コストパフォーマンス(費用対効果)を考えたらドコモに適うサービスはありません。

こんな素晴らしい回線(※)を提供してくれるドコモに対して、ユーザ側による最適化(工夫)も必要なのかな。と、まとめさせてもらいます。

※ 嫌味ではなく本気で言ってます(^_^;)

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