2013年4月23日火曜日

抜けなくなったSIMの救出

先日、GL01Pで使っていたドコモのSIMが抜けなくなりました。
2時間にも及んだ、抜けないSIMとの格闘結果を報告します。


普通は、差し込まれたSIMを更に爪で奥に押すと、「カチッ」となって手前に出てくるんです。
そう、普通は・・・。

忘れていました。私の使い方は普通ではありませんでした・・・。
(MicroSIM+アダプタ=“通常サイズSIM” で運用中)





SIMをいつもどおり爪で押し込むと、なぜかSIMが奥に押し込まれたまま、手前に出てくる気配がありません。

いつもなら「ススス・・・、カチッ!」なのですが、今回は確か「んんん・・・んぎゅ!」という感触が指に伝わっていました。

「やっちまった!」と思いつつも冷静です。

PCに向かい、Google先生に問いかけます。
「SIM 抜けない 何とかして」
(最後の1語は嘘です。)

たくさんヒットしますが、そのすべてが“アダプターだけで刺し込んだ”と言うものと、“iPhoneで~”と言うものでした。

GL01Pの情報がない・・・。
GL04Pも同様の機構のため、調べてみるもこちらも情報はありませんでした。

ここでやっと焦りを感じます。

他の情報も探してみましたが、行き着くところは"分解して取り出す"ものでした。

さすがにそれは避けたく、他力本願モードから自力懇願モードにスイッチします。
(お願いだから抜けてくれ~!)

試したこと
  • もっと強く押し込んでみる
    →もっと奥まで押し込まれた(ToT)
  • 親指と人差し指の爪で挟む→引抜く
    →爪切ったばっかりで挟めず断念。
  • セロテープを隙間から差込みSIMに貼り付ける→引抜く
    →手前しか貼り付かず、幾度も試したがすぐにとれてしまった。
  • 薄く固いフィルムに薄い両面テープを貼り付け、隙間から差込む→引抜く
    →なんか手応えはあるのだが、どうしてもフィルムだけ抜けてしまう。
  • SIMの縁に針を刺し、てこの原理でグリグリ手前に持ってくる。
    →1ミリぐらい出てきた!!



    (MicroSIMをアダプタで通常サイズに変更していたので、針はアダプタの縁に突き刺しました。)

    もっとグリグリします。
    もっともっとグリグリします。
    ゆっくりゆっくり抜けてきました・・・。

    あまりにもゆっくりなので「抜けた!」という感動ではなく、地味な安堵感でいっぱいです。

    やっとSIMの顔が見えた(;_;)



    分解せずに引き抜くことに成功しました。
    ちなみに出てきたSIMは、すごくベタベタしていました。


    今回の教訓です。
    「SIMサイズ変更のアダプタを使うときは、事前に引き抜きを考慮すること。」

    差し込んでもSIMの表面が見えているタイプならば、セロテープで難なく抜けます。

    しかし、MicroSDのように「カチッ」と刺すタイプは最初からセロテープを貼って、ベロを出したような状態にすると良いかもしれません。

    私はもうトラウマで試せませんので、どなたが試してみてください。

    もしうまくいったら、ぜひ教えてください!
    (他力本願モードに戻りました。)
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