2014年1月26日日曜日

「バンカーリング」は格好悪いけど使い勝手は最高だった

スマホの操作性向上アイテム「バンカーリング」を使ってみました。
同種の製品として「リングストラップ」や「フィンガーストラップ」もありますが、「バンカーリング」はこれらより一歩進んだ操作性が得られます。




スマホの操作性向上という観点だけで見れば「バンカーリング」に敵うアイテムは無いと思います。
しかし、「バンカーリング」はその操作性と引き換えに、見た目は格好悪いです。



【バンカーリングとは?】

スマホの裏側にリングを取り付け、それに指を通してスマホ全体を支える、というアイテムです。

言葉では説明できない代物なので、商品説明をそのまま見てもらった方がわかりやすいです。
 <楽天へのリンクです
(楽天は見にくくて好きではないのですが、この商品の説明には合致していました。)

「バンカーリング」は元々、ストラップを付けられないiPhoneの、落下防止用に開発された製品です。
もちろん、iPhoneだけでなくAndroidスマホにも使えます。

最近はストラップホールのないスマホが増えてきています。
よく画面の割れたiPhoneを見かけますが、今後はiPhone以外のスマホでも、落下防止策が必要になってくるのかもしれません。



【私がバンカーリングに至るまで】

私が最近購入したスマホ「G2」にはストラップホールがありませんでした。
そのため、それまでに使っていたスマホから端末性能は向上しましたが、「フィンガーストラップ」が取り付けられない分、操作性が悪化しました。

そこで、ストラップホール自体を「G2」に追加して、そこに「フィンガーストラップ」を取り付けて使用していました。
参考:<スマホにストラップホールを追加する


「フィンガーストラップ」で快適な操作性を得られ、十分満足していたのですが、ふとしたことで「バンカーリング」を試してみたくなりました。
なお、「ふとしたこと」とは、寝転がって仰向けでスマホを操作したくなっただけです(-_-;)



【スマホにバンカーリングを取付けてみた】

まずは失敗例から・・・。

スマホ全体を片手でホールドするのに適した位置はここら辺かな、と思ったところが、ちょうどFelicaマーク(画像)の真上でした。
(意外と知られていないことですが、Felicaのセンサーは刻印の真下にあります。)



バンカーリング程度であれば、非接触通信できるだろうと思っていましたが、ダメでした。
EDYは問題なく使えましたが、Suicaはまったく反応しなくなりました。

よってFelicaマークの上にバンカーリングを取付けてはいけません。




次に成功例です。

「G2」でFelicaマークを避けると、「バンカーリング」はこんな下の位置に来てしまいます。



しかし、この位置は正解でした。結果的に、かなり使いやすい位置となりました。

「G2」の下方に「バンカーリング」を取り付けたことにより、今までの「フィンガーストラップ」で使っていた指と同じ指(私の場合は薬指)で、スマホをホールドできました。
そのせいか、「フィンガーストラップ」から「バンカーリング」への移行も違和感をまったく感じませんでした。



【バンカーリングのレビュー】

まず、サイズについてです。



「バンカーリング」を取付けることにより、厚みが7mmも増加するのですが、スマホが厚くなったとは全く感じませんでした。
これは意外でした。

なお、7mmと言う数字はリングも含まれた数字です。リングを含まない、板部分だけで考えると2mmです。

リング部分は360度クルクル自由に回せます。また、リングは好きな角度でホールドできます。
この「固さ」は絶妙です。完璧です。
回転させるときの固さも、リングに角度を付けるときの固さも、これ以上緩くても固くてもダメです。まさにちょうど良い固さです。

そして肝心の操作性ですが、文句なしです。非の打ち所がありません。


しかし、操作面以外では不満があります。

まずはその見た目・・・ダサいです。
思わず死語を使ってしまうぐらい、不細工なアイテムです。
異物がスマホに貼り付いている感がします。

次に大した不満ではないのですが、スマホを置いたときの安定度です。
裏側に「バンカーリング」が付いているため、グラグラします。

他に不満点は見つかりません。
製品自体にバリなどは一切なく、非常に精巧に作られていました。



【バンカーリングの真髄】

バンカーリングの真髄はカメラです。
先日、スマホで写真を撮って気付きました。恐ろしく使い勝手が良いです。

スマホを支えるのではなく、リング部分だけを持つようなイメージでスマホを構えます。



うまく説明できないのがもどかしいのですが、手と一体感を保ったまま、通常では考えられないような角度からも撮影できます。

3歳の娘と一緒に遊びながら写真を撮るときも、ブレずに安定してスマホを構えられました。
(このとき、私はバンカーリングのダサさをすべて容認しました。)

スマホの操作性を向上させることに関しては「フィンガーストラップ」でも実現できましたが、カメラとの親和性は「バンカーリング」の圧勝でした。



【まとめ】

スマホは操作性も重要だけど、見た目も気にする、と言う人には「フィンガーストラップ」か「リングストラップ」で十分です。

一方、「バンカーリング」はこんな人に向いています。
  • スマホは見た目よりも操作性を重視したい
  • スマホでカメラ機能を良く使う
    上記に該当する人には、「バンカーリング」が絶対におすすめです。

    なお、私の主観ですが「バンカーリング」の操作性を「10」とすると、「フィンガーストラップ」が「8」、「リングストラップ」が「5」ぐらいです。

    不細工に思えた「バンカーリング」ですが、使っているうちになんだか慣れてきました。
    手で持つとリング部分しか見えないので、視覚的にも思ったほど悪くはありません。(指輪をしているように見えます。)


    簡単にレビューするだけのつもりだったのですが、「バンカーリング」があまりにも個性的だったため、長編になってしまいました。



    【購入時の注意】

    笑ってしまうぐらい、パチモノ・・・いや「類似品」が多いです。
     Bunker Link 3なんて思わず買ってみたくなりました(笑)

    類似品は「リング部分がすぐに折れた」というレビューや、「回転部分からむしり取れた」などのレビューが多数ありました。
    そのため、パチモノ好きの私も、今回ばかりは正規品を購入しました。

    New Bunker Ring 3 Black 【全5色】
    (リンク先はアマゾンで販売している正規品です)
  • 月々サポート終了後に損をしない解約(MNP)方法

    月々サポートの適用期間終了後に、一番効率良くドコモを解約する方法を考えます。
    また、これはドコモからMNPする際も同様の考え方が適用できます。





    【契約の自動更新と解約金】

    ドコモの2年縛りの契約は「タイプXi にねん」と「月々サポート」とで、必ず期間がずれます。(データ契約も同様)
    多分、故意にドコモがこのようにしているのでしょうが、非常にわかりづらいです。

    「タイプXi にねん」を解約できる月は、「契約満了月の翌月のみ」です。これより早くても遅くても、約1万円の解約金がかかります。
    なお、月々サポートの適用期間はこの2ヶ月前に終了します。

    「契約満了月の翌月」の期を逃した場合は「タイプXi にねん」が自動更新されます。
    この場合、次に解約金がかからない解約のチャンスは2年後です。


    以下、ドコモからの抜粋です。
    [ドコモ音声契約]
    
  • 「タイプXi にねん」は、2年間同一回線の継続利用を条件となり、料金プランの変更、契約変更および解約のお申出がない場合、自動更新となります。
  • 「タイプXi にねん」をご契約のお客様で、契約満了月の翌月以外でのご契約回線の解約、Xi定期契約型料金プラン以外への変更などは、解約金9,975円が必要となります。

    [ドコモデータ契約]
  • 「Xiデータプラン フラット にねん」をご契約のお客様で、契約満了月の翌月以外での、ご契約回線の解約、料金プラン変更(タイプXi にねん、Xiデータプランにねん、定額データ スタンダード割、定額データ スタンダード割2、定額データ 128K割、ファミ割MAX50、ひとりでも割50、ビジネス割50と同時のお申込みを除く)、FOMAユビキタスプランへの契約変更の場合は、継続利用期間にかかわらず、9,975円の解約金が必要となります。



  • 【2ヶ月分の料金】

    ドコモの2台持ちの場合、このような運用が多いと思います。
  • 1台目が月サポ分で0円(3円)
  • 2台目にプラスXi割を適用

    これを普通に「契約満了月の翌月」で解約すると次のような金額がかかります。

    [1台目:音声契約](0円運用時)
  • タイプXi にねん (780円)
  • Xiパケ・ホーダイ ダブル(2100円)
    (780+2100)× 2ヶ月=5760円

    [2台目:データ契約](プラスXi割適用時)
  • Xiデータプラン フラット にねん(3980円)
  • SPモード(315円)
    (3980+315)× 2ヶ月=8590円

    5760+8590=14350円


    参考までに、1台のみで運用していた場合の費用も記載しておきます。

    [音声契約](パケ・ホーダイフラット)
  • タイプXi にねん (780円)
  • Xiパケ・ホーダイ フラット(5985円)
  • SPモード(315円)
    (780+5985+315)×2ヶ月=14160円(※1)

    [音声契約](パケ・ホーダイライト)
  • タイプXi にねん (780円)
  • Xiパケ・ホーダイ ライト(4935円)
  • SPモード(315円)
    (780+4935+315)×2ヶ月=12060円(※1)


    ※1 実際にかかる金額は「タイプXi にねん」と「SPモード」については
    「1月分」+「解約日により日割り計算された1月分」になります。
    しかし、これが与える影響は微々たるものなのでここでは無視しています。



    【効率的にドコモを解約する】

    わかりやすくするために、音声契約とデータ契約とで分けて考えます。

    [音声契約]
    にねんプラン契約満了月に「Xiパケ・ホーダイ ダブル」の解約を翌月からの適用で予約します。
    そして翌月初旬にドコモを解約します。

    [データ契約]
    月々サポート終了月に「Xiデータプラン2 にねん」を翌月からの適用で予約します。
    そして翌々月初旬にドコモを解約します。


    わかりにくいと思いますので、私の場合を例にして説明します。
    まず、私の契約状態は次のとおりです。

    [音声契約]:1台目
  • タイプXi にねん
  • Xiパケ・ホーダイ ダブル

    [データ契約]:2台目
  • Xiデータプラン フラット にねん
  • SPモード

    上記の契約内容で、1台目・2台目ともに月々サポートが「適用期間:2013年3月7日~2015年2月28日」となっています。
    また、「にねんプラン」の契約満了月は2015年3月です。

    これが先に言った「にねんプラン」と「月々サポート」とで、期間がずれている状態です。


    この場合において次のようにプランを変更します。

    <月サポ終了月に行うこと>

    [音声契約]:1台目
    何もしない。(もし、「SPモード」を契約していた場合はこのタイミングで動きます。)
    月サポ終了月(2015年2月)に、以下を翌月(2015年3月1日)からの適用で予約する。
  • 「SPモード」の解約(※)

    ※ 参考:今回の料金計算には含めません。

    [データ契約]:2台目
    月サポ終了月(2015年2月)に、以下を翌月(2015年3月1日)からの適用で予約する。
  • 「Xiデータプラン2 にねん」にプラン変更(2500円~)
  • 「SPモード」の解約


    <にねんプラン契約満了月に行うこと>(この月より通信は行わない)

    [音声契約]:1台目
    にねんプラン契約満了月(2015年3月)に以下を翌月(2015年4月1日)からの適用で予約する。
  • 「Xiパケ・ホーダイ ダブル」の解約

    [データ契約]:2台目
    何もしない。


    <にねんプラン契約満了月の翌月に行うこと>

    [音声契約・データ契約]:1台目・2台目
  • にねんプランの契約満了月の翌月(2015年4月)にドコモを解約する。(ドコモショップで手続きが必要)
    (なお、料金は日割り計算されるため、月の初旬に行う方が良い。)



    【結局のところ料金はいくらか】

    1ヶ月分はどうしても基本料金がかかってしまいます。
    音声契約(1台目):(780円+2100円)×1ヶ月 = 2880円
    データ契約(2台目):2500円×1ヶ月 = 2500円

    「プラスXi割」は変更予約をするだけで当月分から消滅します。
    プラスXi割(消滅):5985円-3980円 = 2005円

    月はじめ(2015年4月1日)に解約したとします。
    (基本料金が日割り計算されます。)
    音声契約(1台目):780円×(1日/30日)= 26円
    データ契約(2台目):2500円×(1日/30日)= 83円

    つまり、解約にかかる費用は
    2880円+2500円+2005円+26円+83円 = 7494円

    これを一番最初に算出した「普通に解約した場合」と比較します。

    普通に解約した場合: 14,350円
    効率良く解約した場合:7,494円

    差額:14,350円-7,494円 = 6,856円


    月サポ期間満了時に、ドコモは解約(MNP)すべきです。
    その際はちょっとしたことで相当な金額が変わってきますので、これはぜひ実行してください。

    音声契約だけの人やデータ契約だけの人も、該当項目を見て頂ければやり方は同様です。

    月サポ満了まで、まだ先の人も『そういや、損しない解約方法があったなぁ』と思い出して頂ければ幸いです。



    【記事訂正履歴】

    【2013年9月18日追記】
    データプランから音声プランへの変更で、契約期間の引継ぎが行われると記載していました。
    これは間違いです。お詫びして訂正いたします。
    なお、これに伴い金額や手順も一部訂正しています。

    【2014年1月11日追記】
    Xiパケ・ホーダイ ダブルが今月をもって、新規受付が終了します。
    これに伴い、2月以降は「月々サポート終了後に損をしない解約(MNP)方法」は適用できなくなります。
    また、「プラスXi割」の解釈に間違いがあり、この方法で解約しても想定より2005円多くなってしまうことがわかりました。申し訳ございません。

    【2014年1月12日追記】
    2月から廃止される「Xiパケ・ホーダイ ダブル」と「Xiデータプラン」を使わない方法に変更しました。
    また、解釈違いをしていた「プラスXi割」の料金分を適用しました。

    【2014年1月25日追記】
    解釈違いをしていた「月々サポート」の適用条件を修正しました。(「Xiパケ・ホーダイ ダブル」との関連)

    【2014年1月26日追記】
    規約の中で「Xiパケ・ホーダイ ダブル」について解釈できない部分があったため、ドコモに問い合わせ(その結果を)反映しました。
    データ契約において、不要なプランを記載していたため訂正しました。
  • 2014年1月9日木曜日

    「Prefixer」の紹介 (「楽天でんわ」や「G-Call」を快適に利用する方法)

    「楽天でんわ」や「G-Call」は、それを利用するために専用アプリが用意されています。
    しかし、これら専用アプリは使い勝手が悪く、折角の良サービスの足を引っ張っています。




    そこで各社が用意した専用アプリは使わず、別アプリ「Prefixer」を使って「楽天でんわ」や「G-Call」を快適に利用する方法を紹介します。


    ◆2014年3月24日 追記
    Ver2.0から複数ルールの登録が有料となりました。
    Ver1.xをお使いの人はバージョンアップをしないでください。

    これからPrefixerを使い出す人や、既に2.0にアップしてしまった人は本記事の一番最後に回避方法を紹介しますので参考にしてください。



    【第三者課金サービスについて】

    「楽天でんわ」や「G-Call」などが、キャリア通話料を約半額にするサービスを提供しています。
    これを第三者課金サービスと言います。

    詳細については、以下の記事をご覧ください。
    「楽天でんわ」/「G-Call」/「ブラステル」の比較・検証



    【Prefixerについて】

    「Prefixer」は設定しておいたプレフィックス番号を、発信前に自動的に付加してくれるアプリです。(無料)
    これを利用することにより、簡単に「楽天でんわ」や「G-Call」などが利用できます。

    また、「Prefixer」はダイヤル発信をトリガーとして起動するため、どんな電話帳アプリとも連携できます。

    なお、「Prefixer」に良く似た「0063plus」(有料)という日本語のアプリもあるのですが、「0063plus」でできることは「Prefixer」でもできます。
    よほどの英語嫌いでなければ、無料で提供されている「Prefixer」で良いと思います。
    (「0063plus」は「Prefixer」を日本語化したようなアプリです。)

    PrefixerPrefixer
    制作: 253°Below
    価格: 無料
    平均評価: 4.5(合計 688 件)




    【Prefixerの設定方法・使い方】

    Prefixerの基本設定

    「G-Call」の設定を基本とします。
    (G-Callは登録を済ませているものとします。)

    まずはGooglePlay(上記リンク)から「Prefixer」をインストール・起動します。


    1.起動画面で左上のマークを押します。



    2.「Add rule」を押します。(ルールを追加)



    3.「Manual」を選びます。(手動設定)



    4.「Outgoing」を選びます。(発信設定)



    5.Titleに「G-Call」などと入力します。(自分がわかる名前であればOK)



    6.Add prefixに「0063」を入力します。(G-Callの場合)
    (楽天でんわの場合は「003768」、ブラステルの場合は「009120」を入力)



    7.「Advanced editor」を押します。(高度な設定)



    8.Confirm callを「Yes」にします。(発信確認をする)



    9.Add nunber to call logを「Original」にします。(発信履歴はプレフィックス番号を除いて記録)



    以上の設定で、通常の発信時に「G-Call」を使うか、使わないか、その都度選べるようになります。
    これを基本形とします。



    発信の都度、確認の選択肢が出るため、誤発信防止にも役立ちます。

    なお、キャリア通話などの無料通話先に発信する際は、発信時に「Dial original」を選択します。これで、プレフィックス番号を付加せずにそのまま発信できます。
    それ以外の発信は「Make call」を選びます。これでプレフィックス番号が自動的に付加されます。



    【Prefixerの使い方(応用編)】

    応用編はConfirm call(発信確認)を「No」の状態で使いたい人向けの話になります。
    発信の都度、確認をしたい人は設定する必要はありません。


    Confirm callが「Yes」のときは、無料通話先を自分(人間)が判断し、「Dial original」か「Make call」かを選択していました。
    しかし、Confirm callを「No」の状態で利用するということは、プレフィックスの有無(無料通話になるかどうか)の判断を「Prefixer」に任せることになります。

    ここでは、その設定例を紹介します。


    ◆ 無料通話先にはプレフィックスを付加しない

    [準備]
    先ほど基本設定として追加したルールの、Confirm callを「No」とします。

    1.Prefixerの基本設定と同様の方法で、新規にルールを1つ追加します。
    Titleは「無料通話」などにします。

    2.「When number matches」に無料通話先電話番号を入力します。
    (最初から入力されていた「.*」は消去します。)

    無料通話先が複数ある場合は、1つずつ「|」で区切って入力していきます。

    例えば、以下3つの電話番号が無料通話先だとします。
  • 09012345678
  • 08011112222
  • 08033334444

    この場合、When number matchesには
    「09012345678|08011112222|08033334444」
    を入力します。

    しかし、これだけではまだ足りません。フリーダイヤルや、いざという時の緊急通報(警察・消防)も追加します。

    When number matches
    「09012345678|08011112222|08033334444|110|119|0120.*|0800.*|0570.*」

    (※ その他は必要に応じて追加してください。)

    上記以外の設定は何も変更しません。
    以上で、新規ルールの追加は完了です。

    3.今追加したルール(無料通話)の順位を、元あったルール(G-Call)より上位にします。

    [操作方法]
    Rules(ルール一覧)の画面で「無料通話」を ロングタップ → 「Move rule up」

    これで、無料通話先と緊急通報はG-Callがスルーされ、通常のキャリア発信になります。


    ◆ 楽天でんわとG-Callとを使い分ける

    G-CallはNTTの固定電話には発信者番号通知がされません。
    そこで、固定電話には「楽天でんわ」で番号を通知し、それ以外は「G-Call」を使い、さらに無料通話先にはそのまま発信する「複合型」を紹介します。

    先ほどまでのルールに、以下のルールを追加します。
    これは日本全国の市外局番を羅列しただけのもので(重複は削除しています。)、この番号から始まる番号には「楽天でんわ」のプレフィックスを付加するという単純なルールになります。

    1.今までと同様の方法で、新規にルールを1つ追加します。
    Titleは「楽天でんわ」などにします。

    2.Add prefixに「003768」を入力します。

    When number matchesに以下を追加します。(日本全国網羅したつもりです。コピペしてください。)
    「03.*|04.*|06.*|011.*|015.*|017.*|018.*|019.*|022.*|023.*|024.*|025.*|026.*|027.*|028.*|029.*|052.*|053.*|054.*|055.*|058.*|059.*|072.*|073.*|075.*|076.*|077.*|078.*|079.*|082.*|083.*|084.*|086.*|087.*|088.*|089.*|092.*|093.*|095.*|096.*|097.*|098.*|099.*|0123.*|0124.*|0125.*|0126.*|0133.*|0134.*|0135.*|0136.*|0137.*|0138.*|0139.*|0142.*|0143.*|0144.*|0145.*|0146.*|0162.*|0163.*|0164.*|0165.*|0166.*|0167.*|0561.*|0562.*|0563.*|0564.*|0565.*|0566.*|0567.*|0568.*|0569.*|0572.*|0573.*|0574.*|0575.*|0576.*|0577.*|0578.*|0740.*|0742.*|0743.*|0744.*|0745.*|0746.*|0747.*|0748.*|0749.*|0852.*|0853.*|0854.*|0855.*|0856.*|0857.*|0858.*|0859.*|0940.*|0942.*|0943.*|0944.*|0946.*|0947.*|0948.*|0949.*|08512.*|08514.*」

    3.Add nunber to call logを「Original」にします。

    4.今追加したルール(楽天でんわ)の順位を、「G-Call」より上位、「無料通話」より下位にします。
    これで次の順番に3つのルールが並んだと思います。
    1. 無料通話
    2. 楽天でんわ
    3. G-Call

    これで無料通話先にはそのまま発信し、固定電話には「楽天でんわ」、その他は「G-Call」から発信します。
    これが、すべてを良いとこ取りした、オールマイティなパターンかと思います。



    【補足・まとめ】

    今回、ルールの作成に正規表現をほとんど使っていません。
    本来「Prefixer」は、電話番号の判別ルールの記述に、正規表現を扱えます。

    これが分かる人は、ルールを3つも作る必要もなく、1つのルールですべてを表現できます。
    しかし、今回は限られた電話番号しかないので、このような「力技」のルール作成例を紹介しました。

    正規表現を使えば、もっとスマートにルールを作成できるのでしょうが、私にはそんな技量はありません。
    また、形式にこだわるより、こちらの方が(私には)わかりやすいです。


    「Prefixer」にはもっと多くの機能があります。
    例えば、次のようなルールも作成できます。
  • 時間帯によって「G-Call」などの使い分けをしたい。(時間帯指定のキャリア無料通話に対応)
  • 電話帳のグループによって「G-Call」や「通常発信」などの使い分けをしたい。
  • 非通知発信とコラボしたい。
    ・・・などなどです。

    もし、この他にも「~~がしたい」などの要望がありましたら、コメントを頂ければわかる範囲でお手伝いしたいと思います。(簡単なものしかわかりませんが・・・。)

    「楽天でんわ」や「G-Call」などの特徴・詳細に関しては、以前書いた紹介記事を参考にしてください。
    「楽天でんわ」/「G-Call」/「ブラステル」の比較・検証



    ◆2014年3月24日 追記

    「Prefixer」のVer2.0から、複数ルールを使う場合は有料となりました。
    したがって、1つのルールで全パターン対応させる必要が出てきました。

    しかし、1つのルールではどのようにしても「楽天でんわ」と「G-Call」を使い分けることは出来ません。
    そこで、次の2パターンに分けます。
    1. 全固定電話宛にどうしても番号通知したい。
    2. NTTのナンバーディスプレイだけは、番号通知しなくて良い。(「G-Call」だけ使う)

    [1番の場合]
    諦めて課金するか、「G-Call」より通話料が若干高いですが「楽天でんわ」だけを利用します。
    (楽天でんわだけを使用する場合も、[2の場合]を参考にしてください。)

    [2番の場合]
    まずは、今までのルールを全部削除してください。
    次に、以下のルールを作成してください。(タイトルは適当に「無料通話先」などでOK)

    (?!09012345678|08011112222|110|119|0120.*|0800.*|0570.*).*

    「09012345678」、「08011112222」の部分に無料通話先を記入します。
    なお、多くの番号がある場合でも「|」で番号を区切って入力していけば、何個でも登録可能です。

    「Add prefix」には「0063」を入力します。

    これで、無料通話先へはそのまま発信して、それ以外には「G-Call」で発信するようになります。
    (もちろん「0063」の部分を「003768」にすれば、「楽天でんわ」での発信になります。)
  • 2014年1月5日日曜日

    「dtab」でドラクエ10をプレイしてみた

    記事にすべきか迷ったのですが、dtabネタだったので日記的に・・・「dtabでドラクエ10をやってみました」




    我が家にはドラクエ10がたくさんあります。
    よくわかりませんがいっぱいあるのです。


    約一年前の話・・・

    「ねえ、ドラクエやりたい。オンラインのやつ。よくわかんないけど。」
    「ん、いいよ。買えば?」

    そうして我が家に「ドラクエ10」と「Wii」が仲間入りしました。
    ・・・Wii? まさかゲーム機本体ごと必要だったとは・・・!!(>_<)


    「早くドラクエやりたい。使えるようにして。よくわかんないから。」
    「ん、いいよ。」

    壁掛けTVの裏側にWii本体を隠して、キレイにまとまるようにして、LAN等の設定を終えました。


    「なんか読込とかが遅いんだけど。早くならないの?」
     「・・・ってゆーか早くして。めんどくさい。」
    「承知。」

    ※ その他いろいろあるので省略します(T_T)


    月日は流れ・・・・


    「ねえ、Wii U版でドラクエ10が出るんだって。買っていい?」
    「いいよ。買いな。アップデートパッケージかなんかなの?」


    そうして我が家に「ドラクエ10」と「Wii U」が仲間入りしました。
    って、まさか、またゲーム機本体ごと必要だったとは・・・!!(>_<)

    最終的に我が家のドラクエ10は
  • Wii版
  • Wii U版
  • PC版
  • dtab版
    の計4種類あります。

    まるで、私がドラクエ10の収集を趣味としている摩訶不思議な人のようですが、念のため言っておきますと、断固違います。


    で、やっと本題ですが、「dtab版でドラクエ10をやってみました」

    どの程度動くのかプレイ動画も撮ったのですが、あとでその動画を観返してみたところ、驚愕の映像(ノーメイクの妻)が映り込んでいたため、残念ながらUPは控えます。


    ということで、レビューを含めた結果報告です。



    【dtab版ドラクエ10レビュー】

    「dtab」は3Dゲームの性能が悪いと言われています。
    実際のところどうなのかというと、ドラクエ10に限っての話かもしれませんが、まったく問題ないです。

    妻の言葉を借りた方が、すでにドラクエ10をプレイしている人にはしっくり来るかもしれません。

    以下、妻の言葉
    Wii版よりキレイだし、快適に動くね。
    ただ、あたしが下手なだけなんだろうけど、移動するときにコントローラがうまく動かせない。慣れかな?
    でも、WiiUのゲームパッドに付いている小さい画面でドラクエやるより、ずっといいんじゃない?
    いちいちWiiUの近くにいる必要ないし。家中どこでも動くんでしょ?これ。
    別アカでも同時に動かすこともできるしね。
    



    【回線速度について】

    先ほどのレビューは光回線での話です。
    これを3G回線でやってみたところ・・・ボロボロです。

    長時間プレイしたわけではないので、確実なことは言えないのですが、概ね10Mbps以上の回線速度は保っていないと快適に動きません。

    [ドコモXi(実測:10Mbps)で接続したとき]
    快適とはいえませんが、まずまず動きました。
    dtab側で自動的に画質を落としてデータ量を減らしているようです。
    画質が悪いせいで文字が読みにくく感じます。しかし、できないレベルではありませんでした。

    [ドコモXi(実測:5Mbps)で接続したとき]
    動いてはいるのですが、以下のメッセージが出てすぐに切れます。
    快適にゲームプレイできる通信環境ではありません。
    接続環境をご確認の上、少し時間を置いてから、もう一度お試しください。
    (○○○秒後に、ゲームを終了します。)
    
    切れたあとは以下のエラーコードが表示されます。
    ネットワークが混み合っているか、接続環境による問題で
    快適にゲームプレイできる通信環境ではありません。
    少し時間を置いてから、もう一度、お試しください。
    エラーコード:DQ-00760-D
    
    dtab側で画質を落としても、まるで間に合っていない様子です。
    妻は一言「無理。」と言っていました。



    【まとめ・感想】

    せっかくの「スクエニ」と「ドコモ」とのコラボですが、これでは不完全です。
    快適に動かすためにはドコモ回線ではダメだという本末転倒な結果。

    2月からは、これがスマホや他のタブレットにも解禁されるようですが、この状態のままではきっと相当数の苦情が寄せられるのではないでしょうか。
    有料サービスなのですから、ドラクエ10をそのままAndroidに移植するのではなく、回線を逼迫しないようにもう一工夫欲しかったなと、私の感想です。

    なお、ドラクエ10をMVNO回線(BIGLOBE)を使ってプレイしてみたところ、瞬時にデータ通信量の上限に張り付きました。
    通信量を測ってみると「500k~1Mバイト/秒」程度を必要とするようです。



    【結論】

    「dtab」でドラクエ10をプレイするためには、固定回線などの高速回線が必要です。

    電車の中や、外出時の空いた時間にちょっとプレイというのは、現状では難しく、ドコモ回線ではドラクエ10を快適にプレイすることはできません。
    これは「dtab」の問題ではなく、回線速度の問題ですので、どんなにハイスペックなタブレットやスマホを使ったとしても、同様の結果となります。

    さらに、常時大量のパケットを受信するため、通信量に制限のない回線が必要となります。
    たとえLTE接続等で回線速度を満足できたとしても、すぐにデータ通信量の上限(7GB)に到達し、プレイできなくなります。

    しかし、自宅の光回線や、公衆無線LAN(高速)が使える場所であれば、「dtabでドラクエ10」は快適に動作します。
    特殊な例ですが、別アカウントの自キャラ同士でPTを組みたい場合などは、手軽に環境を整えられるdtabは重宝しそうです。