2013年9月4日水曜日

ドコモを利用した最安MNP弾の作成方法

欲しい端末、もしくは良案件が見つかったとき、ドコモの「2in1」を利用し即時にMNP弾を作る方法を紹介します。
費用は約30円で、契約解除料金は発生しません。




【ドコモの2in1を利用したMNP】

この最安MNP弾作成には、ドコモの「2in1」というサービスを使います。

以下、ドコモHPからの抜粋です。
1台のケータイにもうひとつの電話番号とメールアドレスをプラスすることができます。
2in1の利用には、2つのFOMA契約が必要となり、Aナンバー側の契約を「Aナンバー契約」、Bナンバー側のFOMA契約を「Bナンバー契約」と呼びます。

ドコモHPにも書いてあるとおり、これを利用するためにはFOMA契約が必要です。Xi契約では利用することができません。

なお、「2in1」の対応機種はガラケーだけです。
対応機種は」です。非対応機種であろうが、SIMだけであろうが「契約は」できます。



【2in1を利用したMNP方法】

ドコモショップに赴くことになりますが、手順は非常に簡単です。
以下、私の例を参考に説明します。
  1. ドコモショップに行き「2in1を契約したい」と告げる。
  2. MNP予約番号を発行する。
大枠はこれだけです。


→ [ドコモショップで「2in1」を契約する]

何も難しいことはなく、店員さんに「2in1を契約したい」と伝えます。
ケータイもSIMも持って行く必要はありません。

ここでの注意点は、Bナンバーのプランは、必ず「タイプ2in1」にすることです。
これ以外のプランに利点は一切ありませんので、何かのオプションを勧められても入ってはいけません。
「タイプ2in1」のみで問題ありません。

また、「同一名義」か「別名義」かを問われますが、もちろん「同一名義」とします。
これで、Aナンバーは元の携帯番号、Bナンバーに新規の携帯番号となります。

契約は30分ぐらいで終わります。


→ [MNPの予約番号を発行する]

「2in1」の契約が終わったら、その場で「MNPの予約をしたい」と告げても良いのですが、私にはその勇気と度胸はありませんでした。

私と同様に、メンタルに自信の無い人は、お店を出たらひっそりと「151」に電話しましょう。

ガイダンスに従って番号を押していくと、オペレータに繋がります。
(各種サービス“4” → 携帯電話番号ポータビリティ“2”)

本人確認の後、MNP予約番号が発行されます。
このときオペレータから伝えられる「10桁の番号」をメモっておきます。

これでMNPによる転出手続きは完了です。
この「10桁の番号」を持って、ケータイショップに行けばMNPできます。



【「2in1」によるMNP費用】

タイプ2in1 月額基本料:840円

840円 × 1日/30日(日割り計算) = 28円

(同一名義であれば契約事務手数料は無料です。)

あとは所定のMNP転出料(2100円)がかかるだけです。
違約金などは一切掛かりません。



【「2in1」でMNPしたキャリアから更にMNPすることを計画する】

私を例にして今後を考えます。
今回「2in1」により、ソフトバンク(iPhone4S)にMNPしました。

これには2つ理由があります。
  1. 純粋にiPhone4Sがほしかった。
  2. 3か月後のドコモへのMNP弾作成を兼ねた。

1番目の理由は割愛するとして、ここで言いたいことは2番目です。
ソフトバンクは20日締めのため、8月30日に契約した私は、iPhone4Sを12月20日に解約します。
(キャッシュバック受取のために3ヶ月間契約を維持)

もちろん、このときはただ解約するわけではなくドコモにMNPする予定です。
この解約時期をドコモの冬モデル発売に合わせました。

このように、3か月先の予定を立てるだけでも、
  • 現在欲しい端末の確保
  • キャッシュバックの受取り
  • 3か月後のMNP弾の作成
    これらが同時にできて一石三鳥になります。

    これにプリモバイルによる即時MNP(別記事で紹介)を組み合わせて考えていくことで、MNPの幅も広がるかと思います。



    【「2in1」によるMNPの注意点】

    やはりブラックリスト入りが気になるところです。
    ネット上の情報によると「2in1」によるMNPは、1年に1回までとした方が無難なようです。



    【ブラックリスト入りの考え方】

    以下は何の根拠もない私の考えです。

    (つまらないので読み飛ばし可)


    ブラックリスト入りの基準は、「キャリアに損害を与える契約(解約)か否か」によるものと考えます。
    例えば、多額のキャッシュバックを受取って、そのキャリアを即時解約するようなことがあれば、それはブラックリスト入りに繋がると思っています。

    これはキャリアにとって当たり前のことで、企業は収益より支出が多くなる原因を排除します。もしくは排除までいかなくともその原因に対し、何らかの形でこれを担保します。これが所謂顧客にとってはブラックリスト入りとなります。

    以上のことから、ドコモにとって何のダメージもない「2in1」の即解約(MNP)は、何度行ってもブラックリスト入りはしないような気がします。しかし、他社に客が流れることを損益とみて、これを担保(ブラック入り)することもあり得ます。

    結局は私がブラックリスト入りを経験したことが無い以上、確実なことは言えません。
    もし、これを経験することがあれば、詳細に考察していきたいと思います。