2013年4月29日月曜日

スマホ購入における最大の難関とは

 「新しいスマホ欲しいんだけど・・・」

 「は?こないだ買ったじゃん?」

 「うん、まあ買ったね。」

 「なに?スマホ壊れたの?」

 「いや、スマホ買うと節約になるんだよ。」

 「は?何言ってんの?? 無理、ダメ。」

 「いやいや、スマホ買うと節約になるんだよ。」

 「・・・・」

 「・・・・・・」



次の4パターンを比較します。
(なお、当ブログで紹介しているのは下の2つです。)

  • 通常にドコモ契約


  • MNPでドコモに転入


  • MNPでドコモ3台持(FOMA1台+Xi2台)


  • 変則型スマホ2台持(3台持の応用)



  • これらで、節約される費用は次のとおりです。
    節約額は通常のドコモ契約を基準に考えています。

    月額 2年間 節約額 備考
    通常にドコモ契約 7,080円 169,920円
    MNPでドコモに転入 4,080円 80,766円 89,154円
    MNPでドコモ3台持 2,600円 -3,292円 173,212円 ※1 ※2
    変則型スマホ2台持 2,075円 -15,892円 185,812円 ※1 ※2

    ※1 2年間の料金には端末売却費を含みます。(私の実績がベースです。)
    ※2 料金のマイナス分は、収入があるということです。

    [条件]
  • 月々サポートは3000円と考えます。
    (この額によって節約額は変わります。)


  • ドコモのXi端末の購入費は考慮しません。


  • 通話料は考慮しません。


  • ソフトバンクプリモバイルでMNPするものとします。
    (プリモバイルMNPは後腐れがない代わりに高いので、既にMNP弾を持っている場合、それを使ったほうがコストが抑えられます。)




  • 月々サポートを3000円と少なめに考えていますので、それよりサポート額が多い場合は、
    この表より更に“差額×24”が減額されることになります。
    あとはここから端末購入代金分を考えて頂ければ、実金額が出せます。

    以上、「節約になる」という言葉を数字化したものでした。


    ちなみに私の妻は、この程度では「良くわかんないから無理」と一蹴します(T_T)
    奥様の説得は、自分が営業マンになったつもりで自社製品を紹介するぐらいの勢いで挑みましょう。




    以下はこの料金の算出課程などです。
    (読み飛ばし可)


    <通常のドコモ契約>

    Xi 780円
    SP 315円
    パケホ 5,985円
    月合計:7,080円


    ドコモと通常の契約をした場合の料金
    2年間:169,920円



    <MNPでドコモに転入>

    毎月3,000円マイナス(月サポ)

    上で計算した月額から3,000円分を引く
    7,080-3,000=4,080円

    月合計:4,080円
    2年間:97,920円(MNP費未計算)

    MNP費(端末代&ペナルティ):17,154円
    2年間の料金からMNP費を引く
    97,920-17,154=80,766円


    MNPでドコモに転入した場合の料金
    2年間:80,766円



    <MNPでドコモ3台持(FOMA1台+Xi2台)>

    毎月3,000円マイナス(月サポ)

    【1台目のXiは0円】

    【2台目のXiの計算】
    プラスXi割適用:3,980円

    FOMA
    780+315=1,095

    Xiルータ(プラスXi割)+(MoperaU)
    3,980+525=4,505

    月サポ適用
    4,505-3,000=1,505円

    月々
    FOMA(1,095)+Xiルータ(1,505)=2,600円

    2年間の料金にMNP費を加算(2台分)
    62,400+17,154×2=96,708円

    購入した端末を1台売却した場合
    96,708-50,000=46,708円

    購入した端末を2台売却した場合
    96,708-100,000=-3,292円(3,292円の収入)


    よって
    2年間:46,708円(1台売却のとき)
    2年間:-3,292円(2台売却のとき)【収入】


    <変則型スマホ2台持>

    ドコモ3台持ちの応用編

    Xiルータ→スマホ
    (moperaU→SPモード)
    525-315=210円

    通話用スマホのSPモード解約
    315円

    210+315=525

    525円×24ヶ月=12,600円

    よって「MNPでドコモ3台持」より更に
    12,600円減額される


    [蛇足というか主張というか、そんなものです]
    MNPからドコモに転入し、購入した端末を売却する。これを続ければ、大金が手に入ります。
    これはちゃんと合法ですので、それはそれで良いと思います。否定もしません。
    しかし、これは私が「自己満」しないことなので、このブログには載せません。
    携帯MNPによる錬金術を求めている人は、他所にたくさん情報がありますので、それらを参考にしてください。

    2013年4月27日土曜日

    変則型スマホ2台持のまとめ

    変則型スマホ2台持の実運用を開始してから1週間ぐらい経ったでしょうか。
    この運用方法についてのまとめを書きたく、どんな問題点があったか考えていました。

    ・・・結果、全くありません。

    この運用、最高です・・・!
    文字では表現できませんが「ヒャッホー!!」と、はしゃぎたいぐらいです。

    妻に対して「ヒ…ヒ…ヒャッホ?」ぐらいに、はしゃいでみたのですが、スルーされました。

    この「変則型スマホ2台持」はネット上でも実例をみたことがなく、私が第一人者なんではないかと勘違いしてしまいそうです。
    (私が考えつくぐらいなので、何人もやっているでしょうね。)

    何の話かわからない人は最初に下記をご覧ください。
    変則型スマホ2台持のすすめ
    携帯電話としてのスマホを探す
    変則型スマホ2台持の運用開始



    さて、「変則型スマホ2台持」ですが、このような名称を付けた理由は“2台持ち歩く”ためです。



    この運用方法は<ドコモ3台持のすすめ>の応用編であって、実際ドコモとの契約は3台分必要になります。注意してください。

    理由は「プラスXi割」の適用基準によります。(詳細はドコモをご覧ください。


    もうひとつ注意があります。
    MNPでドコモに転入する際は“音声契約”になります。

    このため音声契約をデータ契約に移行する必要があるのですが、これはMNPした月と同月中に行います。

    これは、月々サポートの満了月と2年縛りの解約月とを合わせるためです。
    一番無駄がない「音声契約」→「データ契約」のやり方>参考


    この「変則型スマホ2台持」の運用までに、途中で自分が何をすべきかわからなくなってきます。
    仮にそうなっても問題ないように、十分に計画を立ててから行動してください。
    ドコモショップで聞こうとした内容などもメモっておくと良いです。

    大まかな流れは次のとおりです。
    1. ソフトバンクプリモバイル購入(2台)
    2. ソフトバンクショップでMNPの予約(違約金発生)
    3. 携帯ショップのツイッター等で好条件を探す
    4. MNP予約用紙を持って携帯ショップへ(事前に電話したほうが良い)
    5. ドコモへMNPで転入する(月々サポートがつくか、必ず確認)
    6. ドコモショップで音声契約からデータ契約へ変更する(来月分の予約も)
    7. 翌月SIMを入れ替える(電話用スマホは事前に準備)
    8. 「ヒ、ヒ、ヒャッホー!!」

    契約するスマホ3台には、それぞれ役割があります。
    どれがどの役割か頭では分かっているつもりでも、いざ行動を起こすとだんだん混乱してきます。
    そのようなときは一度深呼吸、ゆっくり落ち着いて考えましょう。

    私の備忘録がどなたかの備忘録になれば幸いです。


    [追記]

    ソフトバンクのプリモバイル購入についてはこの記事をご覧ください。
    プリモバイルで即時MNPのすすめ

    auやソフトバンクから直接MNPする場合の「変則型スマホ2台持」はこちらをご覧ください。
    au/SBからドコモへ「変則型スマホ2台持」のすすめ

    2013年4月25日木曜日

    ラッシュアワーはドコモの天敵

    イーモバイルからドコモに移り、その遅さにびっくりしました。
    しかし、よくよく考えると遅いのはラッシュアワーの駅と満員電車内のみです。

    <以下数行つまらないから読み飛ばし可>

    通信回線は人口密度に影響を受けます。人が密集しているところは、明らかにその品質が落ちます。
    これがベストエフォート型と呼ばれるものです。基地局の能力超過分は切り捨てられます。

    ドコモはそれ単体での回線品質は最高なのですが、利用者数が多すぎます。
    イー・モバイルの良好な回線品質の理由は、単に利用者が少ないことによります。

    基地局の性能自体はドコモのが上ですが、ラッシュアワーはそれでも収容しきれません。

    イメージは「椅子取りゲーム」そのままです。数千人~数万人で椅子取りゲームをしている感覚です。
    椅子に座れなかった人は通信できず、次の音楽が鳴るまでじっと我慢です。連続で座れないこともあります。

    <読み飛ばしOKエリア終了>


    私の経験しかお伝えできませんが、ラッシュアワーの池袋(JR線のみ)はほぼ通信不可能です。

    それ以外の場所や時間帯であればドコモでも快適に使えています。

    言葉ではわかりにくいので表にします。
    「大宮」―「池袋」湘南新宿ライン車内においての経験です。

    ◎:良好
    ○:通信可能
    △:不安定(遅いが通信は可能)
    ×:非常に不安定(ほとんど通信できず)

      朝のラッシュ 通常時 帰宅時間帯
    田舎(私鉄)
    大宮(JR)
    ↓(駅間)↑
    浦和
    ↓(駅間)↑
    赤羽
    ↓(駅間)↑ ×
    池袋(JR) × ×
    池袋(私鉄)
    電車以外


    なお、イー・モバイルはすべて“◎”です。


    池袋などドコモの通信が不安定な場所は、人間側で対応するしかありません。
    例えば、HPを見るときは事前にキャッシュするアプリを使うとかです。

    意外と、常時通信が必要な作業は少ないものです。ある特定の場所や時間帯の通信ができなくても、それほど困りません。

    コストパフォーマンス(費用対効果)を考えたらドコモに適うサービスはありません。

    こんな素晴らしい回線(※)を提供してくれるドコモに対して、ユーザ側による最適化(工夫)も必要なのかな。と、まとめさせてもらいます。

    ※ 嫌味ではなく本気で言ってます(^_^;)

    2013年4月23日火曜日

    抜けなくなったSIMの救出

    先日、GL01Pで使っていたドコモのSIMが抜けなくなりました。
    2時間にも及んだ、抜けないSIMとの格闘結果を報告します。


    普通は、差し込まれたSIMを更に爪で奥に押すと、「カチッ」となって手前に出てくるんです。
    そう、普通は・・・。

    忘れていました。私の使い方は普通ではありませんでした・・・。
    (MicroSIM+アダプタ=“通常サイズSIM” で運用中)





    SIMをいつもどおり爪で押し込むと、なぜかSIMが奥に押し込まれたまま、手前に出てくる気配がありません。

    いつもなら「ススス・・・、カチッ!」なのですが、今回は確か「んんん・・・んぎゅ!」という感触が指に伝わっていました。

    「やっちまった!」と思いつつも冷静です。

    PCに向かい、Google先生に問いかけます。
    「SIM 抜けない 何とかして」
    (最後の1語は嘘です。)

    たくさんヒットしますが、そのすべてが“アダプターだけで刺し込んだ”と言うものと、“iPhoneで~”と言うものでした。

    GL01Pの情報がない・・・。
    GL04Pも同様の機構のため、調べてみるもこちらも情報はありませんでした。

    ここでやっと焦りを感じます。

    他の情報も探してみましたが、行き着くところは"分解して取り出す"ものでした。

    さすがにそれは避けたく、他力本願モードから自力懇願モードにスイッチします。
    (お願いだから抜けてくれ~!)

    試したこと
  • もっと強く押し込んでみる
    →もっと奥まで押し込まれた(ToT)
  • 親指と人差し指の爪で挟む→引抜く
    →爪切ったばっかりで挟めず断念。
  • セロテープを隙間から差込みSIMに貼り付ける→引抜く
    →手前しか貼り付かず、幾度も試したがすぐにとれてしまった。
  • 薄く固いフィルムに薄い両面テープを貼り付け、隙間から差込む→引抜く
    →なんか手応えはあるのだが、どうしてもフィルムだけ抜けてしまう。
  • SIMの縁に針を刺し、てこの原理でグリグリ手前に持ってくる。
    →1ミリぐらい出てきた!!



    (MicroSIMをアダプタで通常サイズに変更していたので、針はアダプタの縁に突き刺しました。)

    もっとグリグリします。
    もっともっとグリグリします。
    ゆっくりゆっくり抜けてきました・・・。

    あまりにもゆっくりなので「抜けた!」という感動ではなく、地味な安堵感でいっぱいです。

    やっとSIMの顔が見えた(;_;)



    分解せずに引き抜くことに成功しました。
    ちなみに出てきたSIMは、すごくベタベタしていました。


    今回の教訓です。
    「SIMサイズ変更のアダプタを使うときは、事前に引き抜きを考慮すること。」

    差し込んでもSIMの表面が見えているタイプならば、セロテープで難なく抜けます。

    しかし、MicroSDのように「カチッ」と刺すタイプは最初からセロテープを貼って、ベロを出したような状態にすると良いかもしれません。

    私はもうトラウマで試せませんので、どなたが試してみてください。

    もしうまくいったら、ぜひ教えてください!
    (他力本願モードに戻りました。)
  • 2013年4月22日月曜日

    変則型スマホ2台持の運用開始

    「スマホ+スマホ」での運用を開始しました。

    この記事だけ見てもなんのことかわからないと思います。
    簡単に説明しますと、メインのスマホから電話の役割だけを別スマホに分離した話です。

    こちらの記事で詳細を説明しています。
    スマホ2台持ちのすすめ



    前回と同様、各スマホを次のように定義します。
    スマホA:今まで使っていたスマホ(データSIMを使う)
    スマホB:電話だけで使うスマホ(今までの通話SIMを使う)

    [準備]
    ・データ契約SIMにSPモードを追加契約する。
    ・SPモードメールは24時間前に入れ替え準備を終わらせる。
    ・SIMカードの入れ替え前に3G通信をスマホA,Bともに無効にする。

    1.SPモードメールを入れ替える。

    2.SIMを挿し替える。
    (1)スマホAのSIMをスマホBに入れる。
    (2)ルータのSIMをスマホAに入れる。

    3.スマホBに必要なアプリを導入する。(Wi-Fi通信使用)
    (1)Prefixer
    (2)使い慣れた電話帳アプリ

    4.スマホAの3G通信を有効にする。


    以上で運用開始です。

    まず、スマホBの通話、及びスマホAのメールが問題ないことを確認します。

    (この通話確認のとき、無意識的にスマホAの「050plus」を使って、スマホBに電話をかけていました。
    050plusを使えば、スマホAのみでも電話が可能です。これはかなり便利です。)

    あとはFelica(おサイフケータイ)の確認です。
    私の使用しているFelicaは次の3点です。
    ・Suica
    ・EDY
    ・ヤマダ電機(ケイタイdeポイント)

    [Suica]
    問題なく動作し、チャージも可能でした。


    [EDY]
    問題なく動作し、チャージも可能でした。


    [ヤマダ]
    設定画面すら開けません。



    ヤマダに関しては、SIMとFelica固有IDとで紐付けされているようです。
    機種変時の「ケイタイdeポイント」の移行を調べてみましたが、非常に面倒くさい手順を踏みつつ、店頭での手続きも必要になるようです。

    これは後でヤマダ電機に行ったついでに、店員さんにすべてを任せることとします。
    (以前も機種変時にすべて店員さんがやってくれました。)


    あと、Felicaについては特筆すべき事としては、「iD」が使えるようになったことでしょうか。
    以前「iD」はメインの電子マネーとして使っていたのですが、SPモード以外で設定不可ということが理由で、使用をやめていました。しかし、SPモード接続がメインとなれば、「iD」もありかと思います。
    (電子マネーの中では「iD」が一番便利なことは確かです。)



    一通りの確認が終わったら、スマホA(データSIM)のMoperaを解約します。
    そして、スマホBのSPモードを解約します。
    なお、SPモードはマイドコモからは解約できません。


    パケホーダイシンプル(ダブル)はSPモードと紐付けされているようで、SPモードの解約で同時にパケホーダイシンプルも解約されるメッセージが表示されます。




    パケ―ホーダイシンプルが解約されるとどうなるのか、ちょっとワクワクしながら次へ進んだのですが…結局出来ませんでした。



    なお、スマホBのSPモードを解約することによって、意図しない通信がすべてなくなります。
    SPモードの解約さえすれば、どんなに操作を間違ってもパケット代がかかることがありません。
    これで安心して使用出来ます。


    今のところこの運用で何も問題はなく、非常に快適です。
    もう少し使ってみて「変則型スマホ2台持」の話はまとめようと思います。



    「変則型スマホ2台持」についての追記です。
    変則型スマホ2台持のまとめ

    2013年4月20日土曜日

    「SH-07D」はちょうど良い厚みで持ちやすい

    今更ながら「AQUOS PHONE st SH-07D」を購入しました。



    購入までの経緯は下記記事を参照してください。
    スマホ2台持ちのすすめ
    携帯電話としてのスマホを探す

    使い勝手やレスポンスなどは、他所で散々レビューされてますので割愛します。
    SH-07Dを選んだ理由は、そのサイズです。とにかく小さい。そして持ちやすい!

    持ってみるとこんなかんじです。


    私の手では、ちょうと人差し指のところが電源ボタンで、親指のところがメディア系のボタンになりました。
    P-06DよりSH-07Dの方が、電源ボタンは押しやすいです。

    SH-07Dの厚さは、手にしっくり来ます。
    これより厚いと分厚い感じになりますし、これ以上薄いと握りにくそうです。
    とにかく、この機種は本当に持ちやすい!買って正解でした。


    私の持っている他機種との比較写真です。


    左から順に
  • Xperia acro SO-02C


  • ELUGA V P-06D


  • AQUOS PHONE st SH-07D


  • Disney Mobile on docomo F-08D


  • 740SC(ソフトバンク)


  • Pocket WiFi LTE(GL04P)(EMOBILE)


  • Pocket WiFi LTE(GL01P)(EMOBILE)


  • L-03E(追記:写真撮り忘れてる…)




  • 側面から見た厚さと縦サイズの比較


    上から順に
  • AQUOS PHONE st SH-07D


  • ELUGA V P-06D


  • Disney Mobile on docomo F-08D


  • Xperia acro SO-02C




  • まずはサイズと持ちやすさだけの簡単なレビューでした。
    後ほど、<スマホ2台持ちのすすめ>で考えた本来の使い勝手をレビューしたいと思います。

    2013年4月19日金曜日

    携帯電話としてのスマホを探す

    最近のスマホはQuadCoreの高速CPUに5インチの大画面に、激薄ボディ。
    凄まじいスペックで、非常に魅力的です。

    しかし、ただの携帯電話にここまでの高スペックが必要でしょうか。

    答えは簡単です。
    携帯電話に高スペックは必要ありません。
    しかし、スマホには必要です。

    スマホとケータイでは用途が違うのです。

    スマホは性能や使い勝手を追求します。
    携帯電話はスマホとは異なる性能を追求します。
    つまり、小さなボディと片手で持つ時の持ちやすさです。

    両立は不可能です。
    なので、「2台持つ」。
    これが、最近行き着いた私なりの結論です。

    この記事に至る経緯は<スマホ2台持ちのすすめ>をご覧ください。


    そこで、携帯電話としてのスマホを考えます。

    求められる条件は次のとおりです。
    ・小さなサイズ
    ・片手での持ちやすさ
    ・できればICSが良い(Android4.0以上)

    これで機種を探します。
    しかし、ハイスペックの大画面化が進む中で、
    上記のような条件に当てはまる機種はほとんどありません。

    機種名 サイズ(mm) 重さ(g)
    Xperia SX SO-05D 115 × 54 ×  9.4 95
    AQUOS PHONE st SH-07D 107 × 54 × 11.9 108
    Xperia ray SO-03C 111 × 53 ×  9.4 100
    Panasonic P-01D 110 × 55 × 12.8 117
    Sony Ericsson mini (S51SE) 88 × 52 × 16 99

    この5機種が候補に上がりましたが、初期からICSなのは「SO-05D」と「SH-07D」の2機種のみです。

    この5機種は、スマホの機能を持った携帯電話です。
    これで、G-Callを使うときも問題ありません。
    通話料を半額にできるG-Callについては別記事参照

    ※ 初期でICSでない機種もICS化が可能ですが、敷居が高いものもあります。
    ※ S51SEはドコモではありません。(ドコモのSIMを挿せば使えます。)

    以下に各機種の見た目、白ロム参考価格を掲載します。
    ドコモのサイトから消えている機種もありますので、詳細スペックは画像のリンク先(アマゾン)から確認できます。


    Xperia SX SO-05D

    アマゾンで最安値を確認する
    楽天で最安値を確認する




    AQUOS PHONE st SH-07D

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    Xperia ray SO-03C

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    楽天で最安値を確認する




    Panasonic P-01D

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    楽天で最安値を確認する




    Sony Ericsson mini (S51SE)

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    楽天で最安値を確認する



    この中で「これが一番いい!」というものはありません。
    人それぞれで判断基準が違いますし、好みもあります。

    例えば、私はSH-07Dを購入しましたが、
    「データSIMで使うスマホがブラックでシンプル(P-06D)だから、電話用スマホは個性的なものにしてみるかな~。」
    と、選んだ基準はこんな感じです。

    最後まで「SO-05D」と迷いましたが、結局は最初に感じた直感を信じ「SH-07D」にしました。

    話はすごく逸れますが、直感って大事です。直感と聞くとテキトーな感じに思えますが、違います。
    直感とは、知識と経験による総合判断です。
    自分に最も適した答えを瞬時に導き出します。


    どのスマホも得手・不得手があります。どれを選んでも100%の満足はなかなか得られません。
    だからこそ、スマホやケータイを選ぶ時は直感に頼ってもいいのではないでしょうか。


    (追記:購入しました。<「SH-07D」はちょうど良い厚みで持ちやすい>)


    「変則型スマホ2台持」についての追記です。
    変則型スマホ2台持の運用開始
    変則型スマホ2台持のまとめ

    2013年4月18日木曜日

    変則型スマホ2台持のすすめ

    外出時の通信手段は、「スマホ+ルータ」が王道です。
    これからの話はルータをやめて「スマホ+スマホ」にする紹介です。

    今はスマホ2台持ちも当たり前ですが、これからの話は一般的な運用方法ではありません。
    通話をするよりスマホをいじる時間が多い人向けの話になります。

    この運用方法で、2年間で12,600円安く運用できます。

    なお、この「スマホ2台持ち」は節約が主ではありません。
    便利に使おうとしたら、副作用的に料金が下がった、と言うものです。


    現在、私の運用は「スマホ+ルータ」です。「スマホ+スマホ」はこれから検証してみますが、この記事を書いている時点では未検証で、まだ理屈だけです。

    (読んでるうちに混乱してくるので「スマホ+ルータ」を青字「スマホ+スマホ」を赤字で表示します。)


    スマホ+スマホ」にする理由は次のとおりです。
  • ルータの操作がいらなくなる。
  • 料金が安くなる。

    スマホ+ルータ」の場合、スマホの操作は
    1. ルータを通信可能状態にする。
    2. スマホの画面を表示する。
    3. Wi-Fi接続まで30秒程待つ。
    4. スマホ操作開始。
    このように行います。

    この手順がだんだん煩わしく感じ始め、「スマホ+スマホ」に行き着きました。

    (私の場合ですが)
    スマホを使う上で、「電話」を使う割合は少ないです。
    そこで、電話だけを分離することとします。

    電話とメールを合わせて分離する方法が一般的ですが、ここでは電話だけ分離します。

    スマホA:今まで使っていたスマホ(データSIMを使う)
    スマホB:電話だけで使うスマホ(今までの通話SIMを使う)

    とします。

    これで、当たり前ですがスマホAは3G通信の常時接続です。

    なお、これだと「スマホBはガラケーでもいいのでは?」と思うかもしれませんが、ダメです。
    ガラケーでは、通話料を半額にする呪文が唱えられなくなります。

    (G-Callを知らない人がいたら、<通話料を半額にする呪文「0063」>をご覧ください。)

    これでスマホBは、通常どおりG-Callを使い、通話料は半額です。

    そして、電話以外はすべてスマホAを使うことになります。

    この運用法方で、唯一問題になるかと思えた「不在着信通知」ですが、これも050plusかFUSIONでクリアできます。(スマホAにメールで不在着信が通知されます。)

    (これは<メールで無料留守電サービス>をご覧ください。)


    理屈上では問題点が見当たりません。
    あえて言えば、SPモードメールの移行ぐらいでしょうか。
    これは他所に多く情報がありますので割愛します。
    なお、SPモードメールの移行に関しては古い情報が多く、“3G通信で”とされているサイトを多く見かけますが、現在は“Wi-Fi”で設定できます。


    さて、スマホBに関してですが、余っているスマホがあれば、それを使えば問題ありません。(SIMのサイズ変更は安いアダプタでOK

    ですが、スマホなど余っていない人の方が多いと思います。もしくは余っていてももうボロボロだとか、旧機種だから使いたくないとか。
    そんな場合は新機種を調達しなければなりません。
    (この新機種調達の話は別記事で書きたいと思います。)

    私は「SH-07D」を買う予定です。(追記:買いました)
    「SH-07D」は現行スマホで一番小さく、防水、おくだけ充電等々の全部入りです。


    アマゾンで価格を見る
    楽天の最安値

    あとはSIMを入れ替えて運用開始です!


    次からは料金の話。


    スマホ+ルータ」の月額料金:1,715円
    (2年間では41,160円)

    <内訳>
    スマホ:1,095円
     → 通話料(780円)+SPモード(315円)
    ルータ:620円
     → 通信料(95円)+moperaU(525円)


    スマホ+スマホ」の月額料金:1,190円
    (2年間では28,560円)

    <内訳>
    スマホA:410円
     → 通信料(95円)+SPモード(315円)
    スマホB:780円
     → 通話料(780円)

    差額:12,600円

    ※ 通信料の金額は人によって違います。ですが、差額は変わりません。


    この12,600円を元金として、新しいスマホを購入するのもありかと思います。

    まずは私がこれで運用をします。
    そして、あらためてメリットとデメリットを検証し、ここで再度報告します。


    「変則型スマホ2台持」についての追記です。
    携帯電話としてのスマホを探す
    変則型スマホ2台持の運用開始
    変則型スマホ2台持のまとめ

    auやソフトバンクからMNPする場合の「変則型スマホ2台持」
    au/SBからドコモへ「変則型スマホ2台持」のすすめ
  • 2013年4月16日火曜日

    プリモバイルで即時MNPのすすめ

    MNP弾に使いやすいソフトバンクのプリモバイルですが、1年間寝かせてからMNPを勧める記事を多く見かけます。
    しかし、MNP目的にプリモバイルを購入するならば、契約解除料を支払ってでも即時にMNPすべきです。

    いちいちMNP転出にタイミングが必要とあっては、せっかくの良条件を逃します。
    自由なタイミングでMNPできれば、違約金分ぐらい簡単に相殺できます。


    私は2台のプリモバイルを即時MNPで、ドコモに転入しました。
    (運用方法は「ドコモ3台持のすすめ」で記事にしました。)


    と、結論だけ先に言っても仕方がないので、その理由を次から書いていきます。


    以下にプリモバイルからMNPで転出する際の注意事項を箇条書きにします。

    ・プリモバイルの有効電話番号期間は利用有効期間後から360日間。
    ・プリペイドカードを登録すると利用有効期間が60日間延長される。
    ・有効電話番号期間でないとMNPできない。
    ・有効電話番号期間修了前にリチャージしなければならない。
    ・1年以内の解約は9,975円の契約解除料が必要。(違約金)


    「即時MNPの場合」と「1年間寝かせた場合」を考えます。


    (機種に740SCを選んだ場合)

    機種代:5,079円(プリペイドカード料含む)
    MNP転出料:2,100円
    1年以内の契約解除料:9,975円


    <料金>

    [即時MNP](365日以内)
    5079+2100+9,975円=17,154円

    [1年寝かせた場合](366日以上390日以下でMNP)
    5079+2100=7,179円

    差額は約10,000円(契約解除料そのままです。)


    <1年間寝かす場合の注意事項>

    プリモバイルは購入した時点で、カードが登録されています。
    ということは、購入した初日から「利用有効期間が60日間延長された状態」で手元に届きます。

    そのため、有効電話番号期間は420日になります。
    この有効電話番号期間内にMNPを行うか、プリペイドカードのチャージを行わないと自動解約されます。

    「自動解約」これが非常に重要です。
    これを知らずに、420日経過したら自動解約となります。
    せっかく1年間もかけて育てた弾が、不発弾として終わります。

    1年間寝かして、更にMNPによるキャッシュバック等のタイミングを見定めているうちに、自動解約されます。
    これには注意してください。

    なお、MNPを行うタイミングですが、契約から“366日以上、390日以内”に行います。
    366日以上の理由は前述のとおり「違約金」の発生をなくすためです。
    390日以内の理由はプリモバイルの問題ではなく、他社(ドコモやAU)の決まり事です。

    正確に言うと、ドコモに転出するならば390日以内、AUならば405日以内となります。
    (転入手続きに必要な期間:ドコモ → 30日間、AU → 15日間)

    この1ヶ月ちょっとの間に、キャッシュバック等の条件が良い案件を、何としても見つける必要があります。

    万が一、良い案件がなかったら、プリペイドカードのリチャージが必要になります。(有効電話番号期間が終了してしまう。)
    リチャージは3,000円分で構いませんが、その費用は余分にかかります。
    このリチャージ(プリカの登録)を行わないと、不発弾となりますので注意が必要です。
    今後もMNPするまでの間、リチャージを420日が経過する前に行います。



    以上が、「プリモバイルで即時MNPのすすめ」の理由です。

    この業界は1年後の動向など一切読めません。
    手間をかけて1年間も塩漬けにしても、1年後にMNPによる良条件がでてくるかどうか…。
    もしかしたら、MNP自体の制度が大きく変わることもあるかもしれません。

    タイミングは逃さないようにすることが重要です。

    プリモバイル機種(価格)を確認する。
    (販売はソフトバンク公式のみです。)



    [2013/10/03追記]

    2013年9月28日からソフトバンクの規約が変更されました。(解約金の大幅な値上げ)
    現在、プリモバイルで即時MNPはおすすめできません。

    ソフトバンクの規約が矛盾しており、現状が把握できません。
    近々修正されると思いますが、その後詳細を調査し追記します。

    Tさん、情報提供ありがとうございます。

    2013年4月15日月曜日

    イー・モバイルの解約を考える

    イー・モバイルを使い始めて11ヶ月経ちました。
    端末はGL-01Pで契約し、その後GL-04Pへと機種変しました。
    機種変というより、速度詐称事件のときにGL-04Pは無料でくれました。


    1年前の話。
    「電車の中から自宅のWindowsマシンをスマホで遠隔操作してMMO(ゲーム)をする」というものが、私の3G通信のメインでした。

    当時イー・モバイルは値段、速度、品質、全てにおいて最高クラスでした。
    しかし、今は値段においては最高ではなくなりました。


    そこで、そろそろ「イー・モバイル」の解約を考ることとします。

    現在、ドコモのXiルータが100円程度で使い放題です。(別記事:「ドコモ3台持のすすめ」で説明)
    イー・モバイルは速度、回線品質ともに最高なのですが、3880円/月は高いです。

    ドコモ一本に絞ると通勤ラッシュ時にはかなり制限されますが、それはそれとして割り切ることとし、イー・モバイル解約の損得勘定を行いました。


    私のイーモバイル契約状況については次のとおりです。

    継続利用期間:0年11ヶ月
    料金プラン:LTEプラン(にねん+アシスト1600)
    契約解除料:26,400円

    残り1年と1ヶ月使用すると以下の金額がかかります。
    3880円×13ヶ月=50,440円

    今解約すれば差し引きは以下の金額です。
    50,440円-26,400円=24,040円


    ということは、残りの13ヶ月間、「24,040円払ってでもイー・モバイルを使いたい」と思うならば、解約すべきではないということになります。

    熟考しましたが、私は今月で解約します。
    まだゲームをしていたら、解約は考えなかったと思います。


    2年縛りの途中解約でも、必ずしも損をするわけではありません。
    良く考え、現在の環境に合わせて、より良い方向へ動きましょう。

    それにしても、通信事業の移り変わりは凄まじいです。さすがに1年前にはここまで予測できませんでした。



    [4/21追記]

    4/19に解約して来ました。
    EMOBILEのサイトでは解約手順が次のように書かれています。

    ●手続きの流れ

    解約は、イー・モバイル カスタマーセンターにご連絡ください。

    イー・モバイル カスタマーセンター

    イー・モバイル カスタマーセンターにご連絡いただいた場合は、「解約申請書」をお送りいたしますので、必要事項をご記入のうえ、EM chip(USIMカード)を貼り付けてご返送ください。


    いや、こんな面倒くさい手続きを踏まなくても、お店に行けばその場で即解約です。(契約時の暗証番号を覚えていれば、身分証明書も必要ありませんでした。)
    なお、解約したSIMは私の目の前で、ハサミで真っ二つになりました。

    解約の際、使っていた端末(GL04P)は要らなければ回収するよ、と言われました。
    もちろん回収してもらうはずもなく現在も手元にあります。

    イーモバイルの端末性能は全キャリア中でトップクラスであり、ドコモSIMでも使えます。
    色々と融通が聞くので、1台持ってると重宝するかと思います。

    2013年4月14日日曜日

    アメブロでテーマのツリー化

    アメブロのテーマをツリー化する方法。
    良くある「ツリー化もどき」ではありません。しっかりとテーマが自動でツリー化されます。

    これから紹介するものは、テーマを自動で読み込みツリー形となるため、ツリー化に一切手間がかかりません。
    これを探し求めている人は多いのではないでしょうか。

    Bloggerのカテゴリツリー化について必死に探していた際、たまたま見つけたアメブロのフリープラグインです。

    私がこのプラグインをDLさせて頂いた時には、DL人数がまだ1桁でした。
    そのため、アメブロで自動的にツリー化できることは、あまり世に出回っていないかと思います。


    このプラグインは2013年2月に作成されたようです。
    非常に素晴らしいものでしたので、紹介させてもらいます。

    アメブロのテーマが開閉式フォルダーに変わる (クレペリン氏のサイト)

    カテゴリをクリックするたびに、このように子ツリーが開いていきます。
    そして、最後にはちゃんと記事にたどり着きます。







    ここの“├”や“【記事】”は、好きな文字や画像に変えることができます。

    このフリープラグインのお陰で、今まで出来なかったアメブロのカテゴリ分けも、相当使いやすくなるのではないでしょうか。

    ブログを始めて1ヶ月で思ったこと

    今日でブログを始めてちょうど1ヶ月。
    ブログというものに初めてチャレンジしましたが、これはなかなかに面白い。

    まず、普段の生活でここまで文字を書くということがあまりありません。
    仕事上の文書を書いたりはもちろんしますが、それは仕事であり、決して面白いものではありません。


    このブログという定義はすごいです。好き勝手に何でも書けます。
    誰かにメッセージを残そうとするならばそれなりの文章を作るのですが、あくまで私のコンセプトはこのブログのタイトルどおり「自己満備忘録」です。
    自己満出来れば良いと思って、自分がわかる備忘録を付けています。

    なので、文章を書いていてすごく楽しいです。深く考えず、思ったことを書いています。

    日記というカテゴリはこのブログに適さないのでは?とも思ったのですが、深く考えずにもう作っちゃいました。
    これから、たまには日記も付けてみることとします。


    いつか、このブログ(私の適当な備忘録)が、どなたかの役に立つことがあれば光栄です。

    ラベル(親)と記事(子)でツリー化

    Bloggerのラベルと記事(投稿)でツリー化してみました。
    これは最高に見やすいです。

    ラベルのツリー化については、情報が多量にあるのですが、その全てが「ラベルだけをツリー化」するものでした。
    今回、私が欲しかったのは「ラベルの下に記事(投稿)をツリー化」するものです。

    大量の投稿があり、細かくラベルが分類されている人はこれでいいのでしょうが、私のようにブログを始めたばかりで、ラベル数も少ない場合、この「ラベルツリー化」はあまり意味をなしません。

    そこでGoogle先生にしつこく聞き続けた結果、素晴らしいサイトを発見することができました。
    ASP.NET@自作専科」というページです。

    このページに私の求める「ラベルの下に記事(投稿)をツリー化」がありました。ここにたどり着くまでの道のりは長かったです。
    他にも色々と試しましたが、その全てがラベルのみをツリー化するものでした。

    ここで「Category Menu」というものが提供されております。これを使わせて頂きます。
    概要は「Bloggerで全ラベルの記事リストをメニュー表示する」という記事で書かれております。

    私は「Blogger用 ラベルメニュー ガジェット版」を使わせて頂いてます。
    この動作については、私のページで確認してもらえれば一目瞭然かと思います。

    (なお、私は「Add to Blogger」の文字を消しています。作者でもないのに、私のページからこれを追加するのはどうかと思いまして。)

    あとは若干スタイルシートを変更していますが、ほぼデフォルトどおりの動きをします。
    (私の環境ではスタイルシートを変更しないと、文字が重なってしまいました。)

    以上、便利な「ラベル(親)と記事(子)ツリー化」の紹介でした。

    2013年4月11日木曜日

    ドコモ(Xi/3G)とイーモバイルの比較(混雑時)

    ドコモ L-03E Xi接続
    18時過ぎのJR池袋駅にて

    Test Date: 4月 8, 2013 6:17:01 PM
    Connection Type: Wifi
    Server: Tokyo
    Download: 0.12 Mbps
    Upload: 0.14 Mbps
    Ping: 430 ms





    ドコモ GL-01P 3G接続
    18時過ぎのJR池袋駅にて

    Test Date: 4月 10, 2013 6:17:31 PM
    Connection Type: Wifi
    Server: Tokyo
    Download: 1.04 Mbps
    Upload: 0.39 Mbps
    Ping: 293 ms





    イーモバイル GL-04P LTE接続
    18時過ぎのJR池袋駅にて

    Test Date: 4月 8, 2013 6:22:45 PM
    Connection Type: Wifi
    Server: Vladivostok
    Download: 9.02 Mbps
    Upload: 4.02 Mbps
    Ping: 74 ms





    結果はDL、UP、Pingすべて

    イーモバイル >> ドコモ3G > ドコモXi

    となりました。ドコモを勧めている私としては非常に残念です。
    イーモバイルはサーバが東京ではなく、遠い場所に繋がっているにもかかわらず速いです(^_^;)

    様々なパターンを試しましたが、混んでいる電車内や、ラッシュ時の駅等は、Xiより3G接続のほうが速いです。
    なお、通常時に関しては、Xiで十分速いので、特に比較等は行なっていません。

    以上、比較終了…。


    これだけでは非常につまらない記事なので、イーモバイル端末(ルータ)でドコモSIMを使う方法を紹介します。
    (この方法で、Xi契約のSIMでも3G接続のみで使用可能です。)


    まずはドコモのMicroSIMを通常サイズのSIMに変換します。

    変換アダプタは、アマゾンで送料無料の100円以下で手に入ります。
    ↑ 価格は安い順に並んでいます。深く考えずに安いもので問題ありません。
    (これはただの“枠”ですので、MicroSIM→SIMカードに変換するものであれば、何でもOK)

    それをGL-04PやGL-01Pに刺します。

    イーモバイル端末はSIMロックフリーなので、この時点であっさりとこのSIMを「DOCOMO」と認識します。

    ただし、これではまだ接続はできません。
    APNの設定を行う必要があります。

    GL-04P/GL-01PにWifiでログインし、更に「GL0xP設定ツールログイン」から再ログインします。

    ※ GL-0XPの初期IPアドレス:http://192.168.1.1/
    パス:admin

    設定WAN設定プロファイル設定 と進みます。

    以下のようにプロファイルを追加します。
    (ここでは追加ボタン等はなく、新しいプロファイル名を入力して保存すると、自動的に追加されるようになっています。)

    プロファイル名:mopera.net
    接続番号:変更なし(*99#)
    ユーザ名:空白
    パスワード:空白
    認証方式:変更なし(PAP)
    APN:mopera.net(チェックは“スタティック”のまま)
    IPアドレス:空白(チェックは“ダイナミック”のまま)

    上記を入力したら「保存」ボタンを押します。

    GL-04P/GL-01Pの「GL0xP設定ツールログイン」に再ログインします。

    設定WAN設定接続モード設定 と進みます。

    プロファイルリストから「mopera.net」を選んで、「適用」を押します。

    これで完了。LTEに切り替わることなく、3GのままドコモのXiが使えます。

    2013年4月10日水曜日

    スマホでIP電話「050plus」のすすめ

    1年程前からスマホを用いたIP電話に興味を持ち、散々調べた結果です。


    まず1年前の話。

    050plusと言うサービスがあることを知り、スマホにアプリを入れてみました。

    少しでも家計にやさしくなれば、と思いインストールした050plusですが、妻には「聞こえない。携帯壊れてるよ。」と言われ、実家からは「あんた、どこから電話してるの。」と言われ、通常の電話でかけ直す日々でした。

    しつこく、しばらくは使い続けたのですが、さすがに通常の会話ができないとなると、電話として意味をなさないので、「これは電話ではない、留守電専用サービスなんだ」と割り切っていました。
    (昔も今も留守電機能は最高です。)

    しかし、ダメダメな「050plus」は、この1年間で劇的な進化を経て、現在に至ります。


    違う記事でも書きましたが、会話に重要なのは「音質」ではありません。「遅延」です。この遅延が小さければ小さいほど、明瞭な会話ができます。


    現在の050plusはこの遅延が非常に少ない。
    そして音質も良く、途切れもない。


    似たようなサービスのFUSION「IP Phone Smart」が良く比較対照にされますので、私もこれと比較してみました。

    比較内容は「音質」「遅延」それと「実際の会話」です。(一応料金も。)


    [料金]
    基本料金 固定電話宛 携帯電話宛
    050plus 315円 8.4円/3分 8.4円/30秒
    IP-Phone SMART 0円 8.4円/30秒 8.4円/30秒
    携帯電話(参考) 21円/30秒 21円/30秒


    これでは3分だったり30秒だったりわかりづらいので、100円でどれだけ使えるかで比較すると、

    [100円でどれだけ使えるか]
    固定電話宛 携帯電話宛
    050plus 35分42秒 5分57秒
    IP-Phone SMART 5分57秒 5分57秒
    携帯電話(参考) 2分22秒 2分22秒


    [性能比較]
    遅延 音質 実際の会話
    050plus ◎(普通の電話と変わらない品質)
    IP-Phone SMART × ×(※1)
    Skype (参考) △(※2)
    Viber (参考) ○(※3)

    ※1 IP-Phone SMART
    Androidで「CSipSimple」、「Zoiper」を、Windowsで「MicroSIP」等を試した。
    声はクリアに聞こえるが、遅延が酷過ぎて会話にならない。
    用件を伝えるだけ伝えて電話を切る、という用途であれば使える。

    ※2 Skype
    遅延も少なく、音質は高品質。
    しかし、何度か会話が途切れたりもした。
    十分実用範囲内。

    ※3 Viber
    遅延はSkypeより少ない。
    音質はSkypeに劣る。が、聞き取りにくい音ではなく高圧縮の音声データのような印象。
    会話に違和感はなく、普通に電話できる。


    あえて、050plusに関して感想を言うなら、「普通の電話」です。何の違和感もない普通の電話です。
    050plus以外のIP電話を試したことがある人なら、この「普通」がどれだけ凄いかわかると思います。

    [追記]
    「050plus」、「FUSION IP-Phone SMART」、「G-Call050」の音質比較を行いました。
    スマホでIP電話「各社の音質比較」編


    あとは月額の315円がどれほどのものかです。
    携帯:7分30秒
    0063(G-Call):15分45秒
    これでそれぞれ315円分の通話料です。

    この結果より、G-Callはすでに前提として、固定電話に15分/月以上かける人は迷わずおすすめできます。
    もし、G-Callについてご存知なければ「通話料を半額にする呪文「0063」」(別記事)をご覧ください。

    050plusは留守電機能も非常に優秀なため、315円以上の価値は十分にあります。
    留守電機能の有効利用については「メールで無料留守電サービス」(別記事)で書いています。

    気に入らなければ簡単に解約できますので、無料期間(2ヶ月)だけでも試してみることをお勧めします。

    (050plus登録時、「お友達紹介コード」欄に「941VGW11」を入力して頂けると非常に嬉しいです。
    紹介側と紹介された方、お互いに500円分のQUOカードが抽選されるようです。)

    「050 plus」 公式申込みページヘ


    050plusは自宅WiFiやLTE使用時には全く問題ありませんが、3G回線を使っている場合は賛否あるようです。
    本当にまずは試してみてください。解約はアプリから簡単に出来ます。



    050 plus~アプリ間無料通話/携帯・固定への通話も安い
    NTT Communications Corporation
    価格:undefined  平均評価:3.0(1,714)

    2013年4月3日水曜日

    他人に内緒でViberを使う(登録編)

    自分の電話帳に登録している人に知られずにViberを使う方法を紹介します。
    (登録編)

    Viberはその仕様上、電話番号がIDとなります。
    この“ID=電話番号”という仕様のため、電話帳に登録した者同士が即座に分かるようなシステムを築いています。

    では、IDに違う電話番号を登録できたら?(できます。)

    友人の電話帳には、私の名前と電話番号が登録されています。
    Viberは電話番号でID管理していますので、私の電話番号と違う番号でIDを取得すれば、友人から見れば、私がViberを使っていることなど知る由もありません。

    なお、こちらからは友人がViberを使っていることがわかります。
    なんか微妙に背徳感を感じるのですが、それはそれとしてスルーすることとします。

    ではViber登録用の電話番号の取り方です。

    Viberはインストール後に、その登録した電話番号をSMSで確認します。
    要はSMSが受信できる番号があれば、その番号で登録できます。

    私はルータの電話番号でSMSを受信し、その番号で登録しました。

    その他、SMSが受信できれば登録が可能です。(以下が有名どころ)
    ・HeyWire
    ・Textfree
    これらを使うと、Viberの電話番号がアメリカのものになります。

    相手にViber番号を伝えるときには、アメリカの国番号を付加した電話番号を電話帳に登録してもらう必要があります。

    これがネット上に出回っている一般的なやり方です。検索すれば登録方法はたくさんヒットします。

    しかし、わざわざアメリカの電話番号にせずとも、実は着信できる電話番号であれば、Viberの登録が可能です。

    そこで、「050plus」か「FUSION IP-Phone SMART」を利用して電話番号を取得します。

    完全無料が良ければ「FUSION IP-Phone SMART」を、
    固定電話にかけることが多い人は断然「050plus」をお勧めします。
    (他の記事でこのあたりのことは紹介しています。)

    この取得した電話番号ではSMSを受信することはできませんが、この番号をViberに登録することはできます。
    SMSが受信できないため、自動音声によるレジストコード読み上げになります。


    この登録方法は他サイトに詳しく書かれていますので、こちらでは割愛します。
    あくまでもここで言いたいのは、「人知れずViberを使う方法」です。

    これで携帯番号とは別のID(050-1234-5678 など)でViber登録完了です。

    以上で、自分の電話帳に登録している人に知られずにViberを使うことができます。


    Viber : Free Calls & Messages
    Viber Media Inc.
    価格:undefined  平均評価:4.4(881,721)




    他人に内緒でViberを使う(概要・用途編)

    自分の電話帳に登録している人に知られずにViberを使う方法を紹介します。
    (概要・用途編)

    そもそもViberは電話帳に登録してある者同士が、無料通話を行えるというものです。
    しかも、自分の電話帳に登録している人が、新たにViberをインストールすると「○○がViberを使い始めたよ」と、それをポップアップで通知してくれます。

    これは逆に言えば、自分がViberを使い始めると、電話帳の全員(Viber使用者)に「私はViberを使い始めたよ」と、お知らせされます。

    私はこれがイヤでViberの使用を控えていました。私の理由などはここでは触れませんが、そういう方は意外と多いと思います。



    Viberは無料通話系のアプリで最も遅延が少ないと評判です。
    この手のアプリを使ったこのがある人はわかると思いますが、通話に必要なものは音質ではありません。遅延(の少なさ)です。
    低遅延であれば多少音質が悪かろうが、まったく問題になりません。
    (実際、Viberは音質もなかなか良好でした。)

    過去、様々なアプリやサービスを試してきました。
    050plus、FUSION IP-Phone SMART、Skype、Poivy・・・、そして今回のViberです。

    この中で総合的に一番すぐれているものは「050plus」と「Viber」です。
    050plusは固定電話専用としては最強です。
    Viberは無料通話ツールとして最強です。

    この2つは比較できるものではなく、用途が全く異なります。
    要所で使い分けることで便利に、そして安く済ませることができます。

    私のViberの使い方は保険です。

    大きな地震が発生すると、ドコモなどは一瞬で回線がパンクし、途端に使えなくなります。
    このときの家族の安否確認のためだけに、Viberを使っています。

    ドコモ3台持のすすめ」で書いた、私の運用方法を例に紹介します。
    1台目:メイン(ファミ割で2台目と無料通話)
    2台目:家電[イエデン]用(ファミ割で1台目と無料通話)
    3台目:ルータ

    この1台目と2台目にViberを導入しています。
    1台目のViberは、3台目(ルータ)の電話番号で登録したIDで運用しています。
    (そもそも1台目⇔2台目は無料通話可なので通常時はViberは使いません。)

    通常時はドコモ回線で“1台目⇔2台目”は無料で通話でき、
    災害時はインターネット回線を利用してViberで通話します。

    私は家庭持ちなのでこのような使い方(イエデン)ですが、この2台目を恋人に渡すという運用方法が、本来最も適しているように思えます。


    Viber : Free Calls & Messages
    Viber Media Inc.
    価格:undefined  平均評価:4.4(881,721)