2014年5月30日金曜日

ブラステル(050)に留守電や着信通知を付加する方法

ブラステル(050)には留守電や着信通知がありません。
また、不在着信を転送する機能もありません。

これらを実現するためには、AsteriskでソフトPBX(Linuxサーバ)を構築する必要があります。

しかし、Asteriskは普通の人には敷居が高すぎます。
私にはAsteriskを構築できるような、高度な技術がありません。




そこで難しいことは一切せずに、ブラステルに留守電と着信通知を付加する方法を紹介します。
なお、転送機能はブラステルの不思議な仕様を利用することでクリアします。



【ブラステルについて】

ブラステルは月額無料で利用でき、音声品質も最高クラスです。
さらに、他の競合するIP電話サービスに比べ、通話料も安く設定されています。

しかし、ブラステルが提供するサービスは純然たる電話機能のみです。
「FUSION IP-Phone SMART」にあるような留守電や着信通知などのオプションは一切ありません。

ブラステルはオプションなどを一切付けない代わりに、最高品質と最安値を維持しています。
ある意味、これはこれで好感が持てます。

・・・とは言いつつも、やはり留守電と着信通知は欲しいです。
さらに転送機能もあれば、言うことなしです。



【ブラステルの多重着信機能】

ブラステルは多重着信が可能です。
これが冒頭に言った「ブラステルの不思議な仕様」です。

通常のIP電話サービスは、複数のスマホに同一アカウントを登録した状態で、その番号に着信があると、一番最後に登録したスマホのみが鳴動します。

ところが、ブラステルは違います。
複数のスマホに登録すると、登録したスマホすべてが一斉に鳴動します。
そのうちのどれか1台で受話すると、その他の鳴動が止まります。

このように、ブラステルは同一アカウントで、複数のSIPクライアントを同時にレジストできます。

これを起点として、ブラステルで「着信転送」・「着信通知」・「留守電」を実現します。



【ブラステルに「着信転送」機能を付ける】

実はブラステルには着信転送機能を付ける必要がありません。

前述のとおり、複数台のスマホにレジストできることから、転送したい先(スマホ)にもブラステルを登録しておけば、同時に着信します。
これで、転送する必要もなく受話可能です。

(もっと高度な着信転送は、別記事として掲載予定です。)



【ブラステルに「着信通知」と「留守電」を付ける】

◆ 概要

ブラステルに「着信通知」と「留守電」を付けるためには、どうしてもAsteriskのようなPBX(回線切替機)が必要になります。

しかし、Asterisk構築は、PC(Linux)に精通していないと難しすぎます。
また、それ専用にPCを1台用意しなければなりませんし、そのPCを常時稼働させるための電気代もかかります。

そこで、Asteriskが担う仕事を、スマホのアプリ及びWEBサービスで実現します。

分かりやすくいうと、スマホを「PBXもどき」として、サーバ化します。
スマホであれば、超省電力のため、常時稼働サーバとしてこれ以上のものはありません。

具体的には、留守電機能のあるSIPクライアントを使い、着信や留守電を検知したら、その音声データを外部WEBサービスと同期し、同時にそれをメールで通知します。




◆ 準備

  • 使っていないスマホ(Android):1台
  • 通信のできる回線(SIMなしWi-Fi接続可)

    もし、余っているスマホがない場合は、型落ちの安いスマホを入手します。
    → アマゾンの白ロム検索ページ


    ◆ 必要なアプリ及びWEBサービス

  • AGEphone
  • IFTTT
  • Dropsync
  • Dropbox(WEBサービス)
  • Gmail(WEBサービス)



    ◆ 手順

    【1】 WEBサービスに登録する。(PCからでOK)
    まずはDropboxを登録します。
    無料で2GBの容量がもらえます。留守電データの保存用としては十分な容量です。
    さらに、(私の紹介という形で)このリンクから登録して頂くと、双方に500MB分追加されます。

    Doropboxサービスにログインし、Dropboxの直下に「Public」という名前でフォルダを作成します。

    さらに「Public」以下に、留守電データを保存するフォルダとして「Message」を作成します。

    (Gmailは既に登録してあるものとして割愛します。)

    【2】 各種アプリをインストールする。(スマホサーバ側)
  • AGEphone
  • Dropsync
  • IFTTT

    【3】 アプリの設定をする。(スマホサーバ側)

  • AGEphoneにブラステルのSIPアカウントを登録します。
     → コーデックは必ず「GSM」のみとしてください。(これ以外は正常に動作しません。)
     → 電源の管理で「スリープ状態での動作を維持する(WiFiは運用次第)」にチェックします。

  • Dropsyncの同期を以下フォルダに設定し、同期方法を『双方向』とします。
    (同期を「双方向」とすることで、スマホサーバ側の留守電の消去も簡単に行えるようになります。)

    スマホ側:/mnt/sdcard/AGEphone
    Dropbox側:/Public/Message

    「自動同期の間隔」を、最速の『5分』にします。
    「バッテリーの残量が~%の時のみ同期する」を『0%』にします。

  • IFTTTの設定をします。
    (IFTTTも簡単な設定だけで利用できます。)

    まずは「着信通知」を設定します。

    右上の「すり鉢(?)」のようなアイコンを押します。



    右上の「+」を押します。



    Start here!と書いてある「+」の部分を押します。


    「Android Phone Call」を選び「Any phone call missed」と進みます。



    続いて右側の「+」を押します。



    「Gmail」を選び「Send an email」と進みます。



    To addressに送信先のメールアドレスを入力します。



    後は「Continue」→「Finish」と押せば、「着信通知メール送信レシピ」完成です。


    続いて「留守電」を設定します。

    「Dropbox」を選び、「New file in your Public folder」と進みます。



    Subfolder nameに「Message」と入力して、NEXTを押します。



    あとは先ほどと同様に
    「Gmail」を選び「Send an email」と進みます。
    To addressに送信先のメールアドレスを入力します。
    「Continue」→「Finish」と押して「留守録メール送信レシピ」完成です。


    【4】 ブラステルにスマホサーバを優先的に認識させる。

    続いて、ブラステルにスマホサーバを単独で認識させます。
    理由は明らかではありませんが、この作業を行うことでスマホサーバがブラステル側に正常に認識されます。
    (この作業を行わないと、留守電機能が正常に使えません。)

    やり方は簡単で、まずはすべての機器をブラステルから切断します。
    (スマホならSIPクライアントの終了、ATAならLANケーブルを外すなど。)

    その状態で、スマホサーバを単独で起動します。
    (これで、ブラステルに接続されている機器はスマホサーバのみとなります。)

    続いて、スマホサーバ以外の機器を順にブラステルに接続します。



    【スマホサーバの動作確認】

    ブラステルに電話をかけてみます。


    AGEphoneが着信したことを確認後、電話を切ります。
     ↓
    着信通知メールがGmailに送られます。
    なお、この通知メールはスマホサーバ側の電話帳データを参照して、番号だけでなく名前も表示されます。
    (電話帳データを同期しておくと便利です。)


    AGEphoneが着信し留守電に切替ったら、音声を吹込み、電話を切ります。
     ↓
    まずは着信通知メールがGmailに送られます。
    その後、(1~3分後ぐらい)留守電メールがGmailに届きます。
    なお、留守電は1クリックで聞ける状態となっています。


    あとは、スマホサーバのWiFi接続が切れない設定とし(WiFi接続の場合)、充電ケーブルを繋げて放っておくだけです。

    ※ AGEphoneの留守電切替時間は適宜変更してください。
    ※ IFTTTの実行通知が煩わしい場合は、レシピの編集から「Receive notifications when this Recipe runs」をOFFにしてください。



    【まとめ・感想】

    この方法でブラステルに留守電と着信通知を付加できました。
    Asteriskと同等とは言えませんが、ブラステル専用のPBXとしては必要十分な機能ではないでしょうか。

    そもそも私はブラステルのためだけに、Asteriskを構築するつもりでしたので、これで十分です。
    (PBXを構築するつもりでCubox-i2を購入してしまったのですが・・・。)


    実運用の際に気を付けることは、以下の3点です。
  • Wi-Fi接続の維持
  • 必要最小限の構成
  • アプリの自動更新OFF

    機種によっては端末のスリープ後しばらくすると、Wi-Fiが切断されてしまうものがあります。
    こう言った機種においては、Wi-Fi接続を維持するアプリ(「Wi-Fi Keep Alive」など)を導入する必要があります。

    また、サーバ化するスマホには不要なアプリのインストールは避けるべきです。
    基本的に変なアプリさえ入れていなければ、Androidは非常に安定しています。
    必要最小限の構成とすることで、低スペック機でも安定動作してくれます。
    (私の場合、サーバはP-06Dとし、不要なアプリはすべてアンインストール・無効化しました。)

    なお、アプリの自動更新はOFFにしておいた方が良いです。
    これは、留守録中のアプリの再起動と、更新による新たなバグの発生を防ぐためです。
    (スマホとは言え、サーバの更新は手動で行うべきです。)


    今回、ここに至るまでに幾度となく諦めかけましたが、やっと完成です。
    しばらく実運用をして、安定性などを確認したいと思います。



    ◆【2014年6月3日 追記】

    外線からの着信に必ず失敗します。
    ブラステルからの着信では想定どおりの動作をしますが、その他の着信がすべて1コールで切れてしまいます。
    その状態でAGEphoneは鳴動し続けている状態です。(フリーズして終了できない状態)

    最初はAGEphoneの問題かと思いましたが、そうではないようです。
    ベータ版のAGEphoneでも同様の症状を確認しました。
    さらに、他スマホでも試しましたが同様の症状です。

    なぜ、AGEphoneの問題ではないと思ったかは、複数レジストしていないブラステルアカウントで同試験を行ったところ、問題なく動作したためです。

    これは、環境固有の問題かもしれませんが、もし、同症状が発生する方は教えて頂けると嬉しいです。
    「正常に使えた」という報告はさらに嬉しいです。

    以下私の環境です。
  • HT702(ATA) → 主ブラステル使用環境(イエデン)
  • P-06D → 留守電用スマホサーバ


    ◆【2014年6月6日 追記】

    以下の、2点を実行することで、1コールで切断される問題を解決できました。
  • 使用コーデックを「GSM」のみとする。
  • スマホサーバを一度、単独でブラステルサーバに登録する。

    上記については、記事本文も追記・修正しました。

    当初、スマホ機種の固有問題かとも思われましたが、そうではありませんでした。
    きっとこれで、どの機種でも動作させることが出来ると思います。
    なお、一度単独でブラステルサーバに認識させた機器は、次からは他機器より遅いレジストとなっても正常に動作します。

    皆様から多数の動作報告・不動作報告、及び検証データを頂いたおかげで、この結論に至れました。
    ありがとうございました!m(__)m

    このまま、しばらく安定性などを確認したいと思います。
    何かありましたら些細な事でもご報告頂けると助かります。


    ◆【2014年6月9日 追記】
    AGEphoneで「スリープ状態での動作を維持する」にチェックを追記しました。
    これにチェックしないと、スリープ状態で着信を取り逃すことがあります。
  • 2014年5月27日火曜日

    「OCN モバイル ONE」と「050plus」の組み合わせ

    「OCN モバイル ONE」と「050plus」との組み合わせで、月額使用料が安くなるサービスが開始されました。
    MVNOトップクラスのサービスを提供している「OCN」と、IP電話で老舗の「050plus」の組み合わせです。

    もし、IP電話サービスやMVNOを選ぶ上で、「決め手となる何か」を求めていた人には朗報ではないでしょうか。




    「OCN モバイル ONE」と「050plus」の両サービスとも「NTTコミュニケーションズ」が提供しています。
    そこで、これらを組み合わせることによって「050plus」の音質(遅延時間)に影響があるのではないかと考え、その検証を行いました。



    【050plusの紹介】

    「050plus」は非常に優秀なIP電話サービスです。
    しかし、せっかく優秀なサービスであっても、相手側に流れるガイダンス「050 plusにおつなぎします」のせいで、すべてを台無しにしていました。

    このガイダンスだけが「050plus」唯一の欠点でした。
    ガイダンスさえなければ・・・

    ということで、2014年3月27日から「050plus」の接続時のガイダンスが廃止されました。
    これにより、「050plus」は文句の付けようがないサービスとなりました。

    専用アプリは優秀、使用コーデックは「G729a」で、モバイル環境に最適化されています。



    【OCN モバイル ONEの紹介】

    「OCN モバイル ONE」というサービスは「NTTコミュニケーションズ」が提供するMVNOサービスです。
    月額900円で利用でき、ドコモなどのキャリアとの契約は不要です。

    Youtubeなどで頻繁に動画を見るような用途でなければ、「OCN モバイル ONE」で必要十分です。
    WEBブラウジングやSNS、IP電話などの利用ではキャリア回線と遜色ない速度がでます。



    【050plusとOCNの組み合わせ】

    「OCN モバイル ONE」でキャリア回線と遜色ない速度が出ると言いましたが、IP電話だけに的を絞った場合、もしかしたらキャリアより快適になるのではないかと考えました。

    これはネットワーク経路の問題です。
    通常、IP電話を利用するためには、キャリアのISPを介してから目的のSIPサーバに接続します。

    しかし「050plus」と「OCN」は両方とも「NTTコミュニケーションズ」のサービスです。
    つまり、「OCN モバイル ONE」で「050plus」を使うことによって、ネットワーク経路は最短ルートで接続されるはずです。

    このように、ネットワーク上のロスがなくなることによって、IP電話の音質(遅延)は必ず良くなります。



    【検証条件】

    [使用した端末]
  • SH-07D

    [回線種別]
  • OCN モバイル ONE
  • BIGLOBE LTE・3G
  • spモード
  • 光回線

    ※
    OCNとBIGLOBEはL-03Eで接続
    spモードはL-01Fで接続
    光回線はauひかりを使用

    [録音環境]
  • 「FUSION IP-Phone SMART」の留守電(128kbps RIFF-WAVE)

    [遅延測定環境]
  • 「050plusで音声データを発信してから、携帯電話でそれを受信する」までのタイムラグの測定(※)

    ※
    携帯電話同士の遅延時間は200ms程度です。したがって、IP電話単体の遅延時間を知りたい場合は、この測定した遅延時間から約100msを引いた値が本来の値となります。
    ただし、ここでは実用的なデータを載せたいため、「050plus→携帯電話」の遅延時間をそのまま掲載します。



    【検証結果】

    <音声の元データ>


    <050plusの接続元(プロバイダ)による音質差の一覧>
    キャリア(MVNO) 音質 遅延時間
    光回線

    396ms
    BIGLOBE

    661ms
    spモード(LTE)

    484ms
    OCN

    502ms



    【検討・考察】

    どのプロバイダを使った場合においても、その音質にはほとんど違いがなく、非常にクリアで聞き取りやすいです。
    さすがに老舗の「050plus」といったところでしょうか。

    しかし、遅延時間は利用するプロバイダによってかなりの差が出ました。

    光回線はさすがに低遅延で、396msといった結果です。
    一方、BIGLOBEの遅延時間は大きく、これでは通常の通話においても、違和感を感じるほどになります。

    特筆すべきところは、spモード接続と「OCNモバイルONE」とで、遅延時間にほとんど差がないことです。

    通常、3G(LTE)通信おいては、キャリアの回線が最も低遅延となります。
    それと同等の遅延時間を記録した「OCNモバイルONE」は相当のものです。

    なお、これがネットワーク経路によるものなのか、他の要因によるものなのかを確かめるため、ネットーク経路を追ってみました。
    しかし、050plusサーバ(kar-f2fcp.050plus.com)はICMPに応答する仕様にはなっておらず、測定不能でした。


    【まとめ】

    ドコモの料金見直しにより、スマホの月額維持費が跳ね上がりました。
    電話をあまりかけない人にとっては、カケホーダイなんていりません。

    そんな人には、1000円程度でスマホを維持できる「OCN モバイル ONE」と「050plus」の組み合わせは、十分検討に値します。

    「050plus」は安定性や信頼性の面から考えると最高のサービスです。しかし、音質と遅延時間だけで考えると「70点」と言ったところです。

    人によっては使い物にならないと言います。
    人によってはケータイより音が良いと言います。

    なぜこのように種々のレビューがあるのかというと、それはスマホの機種によって音質にかなりの差があるためです。(スマホ性能ではなく相性です。)
    こればかりは、本当に使ってみないとなんとも言えないところです。

    「050plus」は2ヶ月は無料で使えます。(解約金などはかかりません。)
    まずは無料期間中に「050plus」だけでも試してみると良いと思います。

  • 050plus公式ページ(詳細)



    【半額の契約について】

    セット割により、無料期間終了後にも「050plus」の月額利用料が半額の150円になります。

    しかし、購入時に「OCN モバイル ONE」のオプションとして「050plus」をセットにしてはいけません。
    こうすると、自分の好きな電話番号が選べなくなります。

    必ず、好きな050番号を取得した後に、セット割を適用してください。


    ◆1.現在、「OCN モバイル ONE」のみ契約している人

    公式ページから「050plus」を契約します。
    その後、「OCNと050plusのセット割申し込みページ」から手続きします。


    ◆2.現在、「050plus」のみ契約している人

    「OCN モバイル ONE」を契約後に、先行で契約していた「050plus」とセットにします。
    公式のNTTコムストアから購入できるのですが、アマゾンのが安く入手できると思います。
  • アマゾンの価格(OCN モバイル ONE)

    その後、「OCN モバイル ONE」を契約し、「OCNと050plusのセット割申し込みページ」より手続きします。


    ◆3.両方とも新規に契約したい人

    まずは「1」を参考に「050plus」を契約し、希望する電話番号を入手します。
    その後、「2」を参考に「OCN モバイル ONE」を契約し、WEBからセット割の手続きします。
  • 2014年5月8日木曜日

    雑談・相談・世間話など

    以前、「おすすめ契約スタイル相談」として同様の記事がありましたが、あまりにもキャリアの施策が流動的なため、私の頭が追いつかなくなりました。(追いかけることをやめました。)

    記事タイトルには「相談」という文字を残していますが、今では簡単なアドバイス程度のことしか出来ません。
    そのため、詳しい方がいましたら色々とアドバイスを頂けると助かります。


    どの記事にも属さない内容や、世間話など、どんなことでも結構ですのでコメント頂ければと思います。
    本記事は、昔で言う掲示板的な扱いにしたいと思っています。


    2014年5月3日土曜日

    「Scydo」 (通話料[1.4円/分]の電話サービス)

    コールバックによる格安通話法を画策しているときに見つけました。

    通話料が格安のVoIP電話サービスです。
  • 携帯電話宛:1.4円/分
  • 固定電話宛:1.4円/分




    今回は何か特別なことをするわけでもなく、本当にただの紹介です。
    この電話サービスは世界で一番安いと思います。



    【Scydoとは】

    「Scydo」はBetamax系サービスの一つで、老舗のVoipBusterやPoivyと同じようなサービスを提供しています。

    「Scydo」の特徴は、なんと言ってもその料金です。
    私の知る限り、全世界で一番通話料が安いです。

    日本宛は固定宛・携帯宛問わず「1.4円/分 + 4円」の通話料です。
    (4円は1回の通話にかかる接続料です。1分でも1時間でも約4円になります。)

    なお、料金の支払いはプリペイド形式(チャージ)になります。
    もちろん、クレジットカードによるオートチャージにも対応しているため、毎回のチャージに煩わしさもありません。



    【Scydoの使い方】

    まずはScydoを登録する必要があります。
    Scydoの登録方法は、スマホ用のアプリをインストールし、そこから登録するという形式です。

    アプリは英語ですが、登録は非常に簡単です。
    アプリ上から進めていけば、特に迷うところはないと思います。

    (スクリーンショットを撮り忘れて登録を終えてしまったため、説明用の画像がありません・・・。登録に関しては難しいことはないと思いますが、わからないことはご質問ください。)

    1.Scydo専用アプリをインストール
      Android用 / iPhone用

    2.アプリ起動・登録・チャージ

    3.アプリから電話をかける


    ただし専用アプリゆえ、以下の難点もあります。
  • SIP情報が公開されていないため、CSipSimpleなどの高性能SIPクライアントが使えない。
  • 電話帳からの発信に対応しない。



    【Scydoの音質】

    Scydoの音質と遅延時間を検証します。
    今回の検証も今までと同様に「相手に聞こえる自分の声」を録音し、それと同時に、音声を発信してから受信するまでのタイムラグ(遅延時間)を計測しました。


    <音声の元データ>



    Scydo音質試験
    サービス名 音質 遅延時間
    Scydo

    633 ms


    これは・・・!ものすごい高音質です。

    この試験は環境ノイズを増加させた上で録音しています。(PCのファンの音を大きくしたり、エアコンをつけたり)
    それにもかかわらず、環境ノイズはキレイに除去され、聞き取りやすい音質となっています。

    遅延は想像どおり、ある程度はありました。
    しかし、この程度の遅延であれば、相手方も理解した上で使う分には問題にならないかもしれません。

    感覚的には「FUSION IP-Phone SMART」と同程度の遅延時間に思えました。



    【まとめ】

    これからは電話の使用方法について、以下のように2極化されることが想像できます。
  • カケホーダイで1万円弱の月額料金
  • MVNOを駆使して格安料金(1000~2000円程度)

    運用方法としてどちらが優れているかは人によって異なります。(私は明らかに後者です)
    携帯電話に毎月1万円も掛けたくない人や、節約を追求したい人は「Scydo」を検討してみてください。

    Scydoは非常に高音質です。しかし、ある程度の遅延はあります。
    また、発信者番号もドコモ以外へは、しっかりと通知されます。(81付の携帯電話番号)

  • 高音質
  • ある程度の遅延時間
  • ドコモ以外へ発信者番号通知OK

    この特徴を理解して上手に利用できれば、「Scydo」は最高のサービスと言えます。
  • 2014年4月25日金曜日

    コールバックを利用した格安通話法(携帯⇔携帯:7円/分)

    ドコモが月額料金固定の通話し放題プラン(カケホーダイ)を発表しました。

    この新プランは、カケホーダイだけでも2700円/月かかり、さらに、パケット契約も必須です。
    これでは一体いくらかかるのか・・・。




    そこで今回は、維持費は無料(月額0円)、さらに携帯電話同士の通話料が「約7円/分」になる、「コールバック通話」を紹介します。

    また、IP電話を併用することにより、携帯宛の通話料を4円/分にすることもできます。



    【コールバックの利用】

    この格安通話法にはコールバックサービスを使います。

    Wiki抜粋
    コールバックは、回線交換電気通信において、呼び出し側から着信側に電話番号などを通知した後、一旦通信回線を開放し、着信側から発信側を呼び出して通話を継続する通話法である。

    はい。意味が分かりません。また、本記事で言うコールバックとは若干ニュアンスが異なります。


    私が言うコールバックは、第3者(コールバックサーバ)が必要です。
    説明が難しいので、以下のように仮定します。

    自分:A
    相手:B
    コールバックサーバ:V

    A→Bに電話をしたい場合、本来であればA→Bの通話料がかかります。
    これにコールバックを利用すると、V→A及びV→Bの通話料にすることができます。

    コールバックで電話すると、まずはVからAに電話がかかってきます。Aが受話すると、今度はVからBに電話をかけます。Bが受話すると、V側の回線交換により、AとBとを接続します。

    BはAの電話番号が通知されるため、それがコールバックによる通話とは気付きません。

    これがコールバックです。



    【コールバックのメリット】

    何のためにこんな、まどろっこしいことをするのか?
    それは激的に通話料が安くなるからです。

    また、着信のみで発信を実現できるため、維持費も格安にできます。
    「なぜ維持費?」と思う人もいるかも知れません。
    この理由は、発信が高額な代わりに、維持費が0円という電話サービスが存在するためです。

    つまり、「ジャパンSIM」や「プリペイド携帯」でこれを実行すれば、月額基本料金は0円(ジャパンSIMの場合)で、通話料も格安という不思議な事態になります。

    さらには「コールバック」最大のメリットとしてIP電話ではないことも挙げられます。
    これで、回線品質にかかわらず、安定した通話が可能です。



    【コールバック最安値を探す】

    「コールバック」を利用するためには、海外のサービス(Betamax系)を契約する必要があります。
    このBetamax系サービスは、全世界で実に100種類ほど提供されています。
    この全サービスを比較して、日本の携帯電話宛に一番安いところを探しました。

    (本当は比較表などを掲載したいのですが、それだけでブログの大半が埋まってしまうので割愛します・・・。)

    その結果、携帯電話宛最安値サービスは「CheapVoip」でした。
    携帯宛:3.571円/分
    固定宛:0.510円/分

    なお、固定電話宛無料のサービスは沢山ありました。
    有名なところでは「VoipBuster」や「VoipStunt」などです。



    【コールバックにかかる料金】

    「コールバックサーバ」から携帯宛の2ヶ所を呼び出しますので、コールバックにかかる料金は、通常の2倍かかります。
    また、接続料金として、1回約5円かかります。

    よって、1分の通話に要する費用は以下のとおりです。
    3.571円×2+5円=約12円

    これでも十分安いのですが、激安には感じません・・・。
    そこで、多めに電話したときを考えます。

    → 10分で約76円、1時間で約434円です。

    わかりにくいので、キャリアのケータイとG-Callを比較対象として、一覧にします。

    サービス 通話料
    1分 10分 30分 1時間
    CheapVoip 12 円 76 円 230 円 434 円
    キャリア 43 円 432 円 1296 円 2592 円
    G-Call 20 円 200 円 600 円 1200 円


    1時間通話すると、本来2592円かかる通話料が、コールバックを利用すれば434円で済みます。
    実に1/6です。


    【コールバックの利用方法】

    コールバックを利用するためには、通常、専用アプリを使います。しかし、これは非常に使い勝手が悪いです。
    (使い勝手が悪いと言うより、日本の電話向けに作られていません。)

    そこで、使い慣れた電話帳から、通話相手を直接指定する方法を紹介します。


    ◆必要なもの

    ・携帯電話(ジャパンSIMでもOK)
    ・スマホ(通信が出来れば何でもOK)

    携帯電話は通話に使うだけですので、ガラケーでもスマホでも構いません。
    もし、ジャパンSIMを使う予定であれば、ソフトバンクかドコモ(SIMロック解除)を用意します。

    なお、より低価格を求める場合、スマホにはDTIのSIM「ServersMan」(467円)を選ぶと良いです。


    ◆準備

    まずは、通話料が最安値であった「CheapVoip」を契約します。
    契約方法は「VoipBuster」など、他のBetamax系サービスとまったく同じなので、以下を参考にしてください。
    <VoipBusterの登録手順 (VoipStuntなども同様)>


    ◆スマホ側の準備

    コールバックを効率的に利用するために、次のアプリをインストールします。
  • CSipSimple
  • CSipSimple Betamax plugin

    続いて「CSipSimple」と「CSipSimple Betamax plugin」の設定を行います。


    ◆「CSipSimple」の設定

    設定→簡易設定
  • 「Androidと統合」にチェックします。
    (これで通常の電話帳からコールバックできるようになります)
  • 「発信のみ」にチェックします。
    (コールバックに使うだけなので)



    ◆「CSipSimple Betamax plugin」の設定

  • Username:<CheapVoipのID>
  • Password:<CheapVoipのパスワード>
  • Provider:cheapvoip.com
  • From:<自分の携帯番号>
  • Access number:81



    ◆いつもどおり電話をかける

    電話をかけると言っても、スマホ側に音声回線はありませんので、実際に通話をするのは携帯電話側です。
    電話をかけると、次のような画面が出てきますので「CheapVoip web callback」を選びます。



    すると、スマホではなく携帯電話側に着信があります。

    これに受話すると、続いて相手方の電話を呼び出しに行きます。
    相手が電話に出れば、通信確立(通話状態)です。



    【通話品質の検証】

    コールバック通話の音質と遅延時間を検証します。
    今回の検証も今までと同様に「相手に聞こえる自分の声」を録音し、それと同時に、音声を発信してから受信するまでのタイムラグ(遅延時間)を計測しました。


    <音声の元データ>



    コールバック通話(携帯⇔携帯)
    サービス名 音質 遅延時間
    CheapVoip

    845 ms


    さすがPSTN(※)です。音質に関しては文句なしです。

    ※ PSTN:IP電話ではない普通の電話回線


    しかし、遅延を測定してみると・・・
    「へ?・・・なにこれ?」

    845msです。いままで検証してきた、数多くの電話回線中、ワースト1です。

    PSTNなので、電波の安定しないところでも使えます。
    しかし、遅延時間は最悪です。これでは、いくら音質が良くても実用に耐えません・・・。



    【まとめ・感想】

    以下は、「ジャパンSIM」と「DTI」とを組み合わせたプランです。
  • 月額費用:467円
  • 通話料(携帯宛):7円/分(+5円)
  • 通話料(固定宛):0.5円/分(+5円)

    料金は格安で、さらに、通話品質は最高です!
    ・・・と締めくくりたかったのですが、現実はそう甘くありませんでした。

    検証結果のとおり、音声品質は非常に優秀なのですが、遅延時間に難ありです。
    回線が「日本→海外→日本」と迂回しているとは言え、ここまで遅延するとは、まるで予想していませんでした。

    ただ、わからないのは、コールバックを導入すべく、数日前に試験したときにはこんな結果ではなかったのです。
    正確に値をとったわけではありませんが、「これなら十分実用的だな」と確信した上で、記事を書き始めました。

    そして本検証で、この遅延時間です。

    さらに、まだ疑問があります。
    数日前の検証では、確実に発信者番号通知がされていたにも関わらず、本検証時では「通知不可能」になりました。
    一体、どのような条件で通知されるのでしょうか。


    本当はもっと検証を続けなければ、「CheapVoip」と「コールバック通話法」本来の価値を見出せないのかも知れません。
    しかし、長期戦が予想されるため、まずはここで検証を打ち切ります。



    <それでも使ってみたい人>

    ガラケーでもスマホでも、SIMの組み合わせは上記のみではありません。プリペイドケータイでも、キャリアの最安値プランでも、さらにはIP電話でも利用は可能です。
    また、MVNOの選択もDTIの必要はなく、自分に合うところを選んでください。

    なお、IP電話をメインにすると、コールバックの片方の通話料が0.5円/分となります。
    よって、IP電話から携帯宛にコールバック法で通話をすると、「4円/分(+5円)」の料金となります。


    今回は費用を最優先として、2台持ちでの運用を紹介しました。
    ですが、2台持ちの代わりにIIJ「みおふぉん」のような、音声付きMVNOでこれを適用すれば、1台ですべてをまかなうことも出来ます。

    なお、コールバック通話法の唯一の弱点としては、発信者番号通知に「81」が付加されることです。
    しかし、これも徐々に、弱点とは言えなくなってきました。
    スマホのグローバル化が進むにつれ、最近のスマホは「81」が付加されても、正常に電話帳の登録情報を読みとるようになったためです。

    ・・・と、こちらも最後に締めくくりたかったのですが、番号通知されるときと、されないときとがあります。


    どうにも、不確定要素が強すぎる「CheapVoip」と「コールバック」です。
    しかし、不確定な部分が多い分、まだまだ可能性もあると言うことになります。

    先のとおり、今回は一旦ここで区切りを付けます。
    ですが、まだコールバック法を諦めたわけではなく、いつか必ずリベンジしたいと思います。
  • 2014年4月13日日曜日

    スマホをPCの代わりとして利用する

    最近、出張で新幹線の利用が増えてきたため、ノートPCが欲しくなりました。
    しかし、ノートPCはかさばるし、重いし、出張中など特に持ち歩きたくありません。(矛盾)

    そこで携帯性を重視し、7~10インチタブレットも考えました。
    しかし、操作性はPCに比べて大きく劣り、また、中途半端な大きさに、結局は納得ができませんでした。

    ・・・非常にジレンマです。




    そこで、ノートPCとタブレットの悪いところではなく、優れているところを考えました。
  • ノートPC ・・・ キーボードとマウス操作による快適な操作性。
  • タブレット ・・・ キーボードとマウスが無いことによる携帯性。

    おもいきり、相反しています・・・。これでは、どちらか一方に決められるはずがありません。
    ですが、画面の大きさは意外と気にならないことがわかりました。

    それでは、ノートPCでもタブレットでもなく、「いつも持ち歩いているスマホ」にキーボードとマウスをつけたらどうだろう・・・?



    【スマホにキーボードとマウスを接続する】

    そもそも、WEBブラウジング程度であれば、スマホだけでもそれなりに快適です。
    キーボードが欲しくなる時というのは、当然、文章入力時です。

    意識してみるとわかるのですが、文章入力に大きな画面は必要ありません。
    文章入力中の視線は、入力している該当文章部分に集中するため、スマホ程度の画面の大きさ(5インチ程度)があれば十分です。

    つまり、普段持ち歩いているスマホで、スムーズな文章入力ができるのであれば、先ほどのジレンマがなくなります。

    そこで発想の転換です。
    携帯性に優れたキーボードを持ち歩き、必要なときだけそれをスマホに接続して、文章を入力します。
    なお、マウスはなくても良いのですが、有ると無いとでは操作性に随分と差が出るので、マウスもセットで考えます。

    超小型PCの出来上がりです。



    【スマホに適したキーボードを探す】

    小さなキーボードは携帯性には優れるのですが、タイピングしづらくなります。
    これでは本末転倒です。

    そこで、単純に小さいだけのキーボードは避け、キーピッチは大きなものを選びます。
    しかし、それでいて携帯性は損なわれないものを選択します。
    接続方式は当然Bluetoothです。

    すると、選択肢は「折りたたみ式のキーボード」か、「スライド式のキーボード」に絞られます。
    「折りたたみ式」や「スライド式」のキーボードにはいくつか候補があったのですが、その仕様及び先人のレビューにより、以下の2択で決定です。
    (2択と言ってもAndroidとiPhoneとでそれぞれ1機種のため、実質1択です。)


    ■Android用
    リュウド 折りたたみ式キーボード 「RBK-3000BT」 (Bluetooth) Android/Windows対応

    ■iPhone用
    リュウド 折りたたみ式キーボード 「RBK-3200BTi」 (Bluetooth) iPhone/iPad対応



    【スマホに適したマウスを探す】

    マウスについてはかなり個人の趣向が出ると思います。
    以下は最後まで迷った4機種です。

    マウスは人とPCを繋げる、数少ない入力デバイスです。
    結局私は安価な製品(M-BL3BBBK)を選びましたが、モバイルがメインになっているような人は、コストよりも自分に適した製品を選択した方が良いと思います。

    ※ iOSはマウスが使えないため、これはAndroid限定です。


    ◆小型マウス(Bluetooth)


    ELECOM Bluetooth3.0マウス BlueLED 3ボタン コンパクト 収納ポーチ付き ブラック M-BL3BBBK

    SANWA SUPPLY 超小型ブルートゥースレーザーマウス ブラック MA-BTLS21BK

    マイクロソフト ブルートラック ブルートゥース マウス Wedge Touch Mouse 3LR-00008

    LOGICOOL ウルトラスリム タッチマウス ブラック T630BK



    【スマホをTV画面に映す】

    ある意味、本記事で最も言いたいことが、これかも知れません。
    スマホを超小型PCとしてモバイル用途に活用しつつ、自宅や出張先のホテルではデスクトップPCとして利用します。

    最近のホテルには、必ずと言っていいほど、部屋に液晶TVが付いています。

    これにスマホを接続し、モニタの代わりとします。
    入力デバイスは先ほどのキーボードとマウスです。

    これだけで大画面PCとして利用できます。

    なお、TVに繋げる方法は大きく分けて2パターンあります。
    無線で繋げるか、有線で繋げるか、です。

    無線接続の場合は「Chrome Cast」のように、ミラキャストに対応した受信機を使います。
    有線接続は言葉のとおり、スマホとTVとをケーブルで接続します。

    私は有線接続を選びました。
    その理由は以下のとおりです。
  • マウス・キーボードが無線のため、スマホとTVの接続まで無線にする必要がない。
  • 無線接続はその仕様上、画質が劣化する。
  • 無線ではすべてのシーンをTVに映せるわけではない。

    なお、スマホとTVを有線で接続するためには、HDMIケーブルを使用します。これには以下の3種類の規格があります。
    ケーブル購入前に自分のスマホがどの規格に対応しているのかを確認しておく必要があります。
  • SlimPort
  • MHL
  • HDMI

    SlimPort及びMHL対応製品を選ぶ場合は、別途HDMIケーブルが必要になります。
    そのため、HDMIケーブルとセットで販売されているものか、製品自体がHDMIコネクタと一体となっているものを選ぶとより安価になります。

    以下にその一例を掲載します。

    ◆SlimPort対応製品


    LinkS 6 Feet Slimport (MyDP) Micro USB to HDMI Male to Male cable and with 6 Feet USB Charging cable in Black

    SLIMPORT mircoUSB アダプタ +HDMI Adapter for Google Nexus 4 & 5 / Google Nexus 7 (2013) TABLET

    Nexus対応 SlimPort to HDMI 変換アダプタ 【Nexus7(2013動作確認済】 〔添付品 : HDMIケーブル・充電用ケーブル〕



    ◆MHL対応製品


    ELECOM MHL変換ケーブル 1m ブラック MPA-MHLHD10BK

    HORIC MHL-HDMI変換ケーブル シルバー 2m USBマイクロBメス MHL20-172MC

    【KanaaN】 MHL HDTVアダプター | MHL Micro-USB HDMIオス アダプター 2 m; RCP搭載; HDCPサポート;解像度1080p HD


    ◆HDMIケーブル

    これは、多量にあるためアマゾンのおすすめをそのまま掲載します。
  • MicroHDMI⇔HDMIケーブル



    これらのケーブルでスマホをTVに接続すれば、もうそれだけでスマホの画面がTVに映ります。
    細かい設定などは何もいりません。

    また、キーボードとマウスもBluetoothで接続するだけです。
    マウス接続と同時に、画面上にマウスポインタが出現します。(初期設定では、左クリックが「タップ」、右クリックが「戻る」として動作します。)
    キーボードは、ソフトキーを表示させない設定にした方が、使い勝手が良いです。



    【まとめ・感想】

    自宅でこれを試したとき、スマホの画面が映った液晶TVを見つめながら、「もうPCいらないじゃん」と本気で思いました。
    これをPCモニタに出力すれば、さらに鮮明な映像となります。(PC向けの画質)

    スマホのPC化計画は、元々モバイル用途を主として考えていましたが、そういう小さな枠で括れるものではなさそうです。

    Androidであれば、無数のアプリ(OSを含め)が、ほぼすべて無料で提供されています。
    いまや、ワードやエクセルといったビジネス文書もAndroidで作成できます。

    様々な角度から見れば、Windows PCなどの専用機にはもちろん敵いません。
    しかし、WEBブラウジングや動画・音楽鑑賞、文書作成などは、PCと遜色ない性能を発揮してくれます。

    また、利用するデバイスが1つのため、様々な使用環境においても、よりシームレスな運用ができます。

  • 家ではPCモニタに繋げてデスクトップPCとして
  • 外ではそのままスマホとして
  • 出張時はノートPCとして
  • ホテルでは液晶TVに繋げて即席PCとして

    これからは、こんなスタイルも標準になっていくのではないかと思います。