2013年12月18日水曜日

スマホでIP電話をゼロから考える(Part2)【実証】

IP電話サービス各社の音質・遅延時間の検証を行いました。
今回は、SIPクライアント(アプリ)の違いによる音質の変化や、スマホのスペックによる音質への影響など、複合的な要素を取り入れて検証を行っています。




以下が検証を行ったIP電話サービスです。
  • 050plus
  • G-Call 050
  • ブラステル
  • FUSION IP-Phone SMART
  • BIGLOBEフォン・モバイル



    【検証条件】

    「G-Call050」と「ブラステル」は専用アプリを使わずに検証します。
    この2つ以外はSIPクライアントに専用アプリを使います。(設定は全アプリ共通でデフォルト)
    また、性能の異なる3種類のスマホで、それぞれの音質・遅延を検証します。

    なお、IP電話において「自分が聞く相手の声」はほとんどの場合でクリアな音声に聞こえます。
    重要視すべきことは「相手に届く自分の声」です。
    そのため、今回の検証も今までと同様に「相手に聞こえる自分の声」を録音しました。

    詳細は本記事のPart1をご覧ください。
    スマホでIP電話をゼロから考える(Part1)【検討】

    また、過去に行った検証もいくつかありますので、興味のある人はカテゴリメニューの「スマホ【IP電話・無料通話】」からご覧ください。



    【検証に用いた環境】

    [使用した端末]
  • L-01F (CPU:4コア 2.2GHz)
  • P-06D (CPU:2コア 1.5GHz)
  • SH-07D (CPU:1コア 1.0GHz)

    [回線]
  • Wi-Fi・・・KDDI系 光回線(Ping10~20ms程度)

    [録音環境]
  • 「FUSION IP-Phone SMART」の留守電(128kbps RIFF-WAVE)

    [遅延測定環境]
  • 「IP電話で音声データを発信してから、携帯電話でそれを受信する」までのタイムラグの測定(※)


    携帯電話同士の遅延時間は200ms程度です。したがって、IP電話単体の遅延時間を知りたい場合は、この測定した遅延時間から約100msを引いた値が本来の値となります。
    ただし、ここでは実用的なデータを載せたいため、「IP電話→携帯電話」の遅延時間をそのまま掲載します。



    【検証結果】

    <音声の元データ>



    サービス名 SIP
    クライアント
    音声
    コーデック
    機種 音質 遅延時間
    (ms)
    050plus 専用アプリ G729a L-01F

    564
    P-06D

    462
    SH-07D

    458
    G-Call 050 CSipSimple L-01F

    486
    P-06D

    401
    SH-07D

    439
    Acrobits
    Softphone
    L-01F

    689
    P-06D

    396
    SH-07D

    559
    Media5-fone L-01F

    424
    P-06D

    402
    SH-07D

    422
    ブラステル CSipSimple L-01F

    410
    P-06D

    378
    SH-07D

    446
    Acrobits
    Softphone
    L-01F

    423
    P-06D

    378
    SH-07D

    404
    Media5-fone L-01F

    422
    P-06D

    372
    SH-07D

    422
    FUSION
    IP-Phone SMART
    SMARTalk iLBC L-01F

    648
    P-06D

    504
    SH-07D

    543
    BIGLOBEフォン
    ・モバイル
    専用アプリ Speex L-01F

    419
    P-06D

    472
    SH-07D

    507



    【検討・考察】

    まずは、今までに定説とされていた「IP電話を使うには高性能なスマホが必要」ということを否定します。

    今回、参戦したスマホの中で、一番低スペックな「SH-07D」が最も音質が良いです。
    また、遅延時間に関しても、高性能なほど低遅延というわけではなく、ある意味「スマホとアプリの相性」のように思えます。

    なお、防水スマホだと音が悪いと言われる場合もありますが、今回の結果を見る限り、そんなこともなさそうです。
    (「SH-07D」と「P-06D」は防水仕様)

    また、今回の検証で1つ気になった点があります。それは、過去に測定した結果よりも全体的に遅延時間が大きいのです。
    これは憶測ですが、遅延時間計用端末を「SH-07D」から「F-08D」に変更したためと思われます。(F-08Dの電話性能はかなり悪い)
    本来ならば、あと30~40ms程度は遅延時間が小さい数値になると思いますが、今回はすべて生値(そのままの数字)を掲載しました。


    さて、本格的に検討・考察を行います。


    ◆ IP電話サービスの比較

    まずは、IP電話サービスにおいて一番重要な「遅延時間」についてです。
    表中にも羅列しましたが、これでは見難いため単純化します。

    遅延時間が小さい順に並べます。

    各IP電話サービスにおける遅延時間の平均
    ブラステル
    406 ms
    BIGLOBEフォン・モバイル
    466 ms
    G-Call 050
    469 ms
    050plus
    495 ms
    FUSION IP-Phone SMART
    565 ms

    「ブラステル」が一番低遅延で性能が良いということがわかります。
    次いで、「BIGLOBEフォン・モバイル」、「G-Call 050」、「050plus」と続きます。
    「FUSION IP-Phone SMART」は565msの遅延となっていますが、このぐらいになると会話に支障をきたす時間です。

    固定電話にかけた際は、相手側に由来する遅延時間はほぼゼロなため、「FUSION IP-Phone SMART」でも違和感を感じつつも会話はできると思います。
    しかし、相手が携帯電話だった場合は、スムーズな会話は困難になるでしょう。

    それ以外の「ブラステル」、「BIGLOBEフォン・モバイル」、「G-Call 050」、「050plus」は、この程度の遅延時間であれば、固定電話とは違和感のない会話ができると思います。

    しかし携帯電話宛となると、違和感なく会話ができるのは「ブラステル」ぐらいでしょうか。
    ただし、今回の検証は光回線という好条件ですので、3G回線(LTE)を使用した際はもう少し遅延時間が増えます。
    これはそのときの回線品質に左右されますので、明快な回答は出せませんが、LTE接続時であれば、遅延を感じながらもまずまず良好な会話ができるとは思います。


    ◆ 音質の比較

    これは「IP電話サービス」と、「使用したスマホ」と、「アプリ」との異なる3つの要素からなります。

    まずはわかりやすいところで「使用したスマホ」による音質の差ですが、これはもう音声データを聞いて頂けばわかるとおり、ダントツで「SH-07D」の音質が優れています。
    これは多分「スマホの作り」によるところだと思っています。

    (正式名称)「AQUOS PHONE st SH-07D」はスマホにWolfson製チップを搭載するなど、今のスマホ業界には考えられないほど、シャープが作りこんだ製品です。
    (今はシャープに限らず、各社スマホ開発に力を入れていません。儲からないから・・・。)

    と、これ以上書くと主旨がズレるのでこれで終わりますが、結論として「音質はスマホ端末によるところが大きい」です。
    よく言われている、「ハイスペック機ほどIP電話の音質が良い」これは誤りであることがわかります。
    (Wolfson製チップを搭載したSH-07Dは、ある意味ハイスペック機に属するのかもしれませんが・・・。)

    SH-07D 白ロム価格 (アマゾン)
    (かなり安くなりました。もう一台確保しておきたくなります・・・。)


    次に「IP電話サービス」による音質差です。
    これは、遅延時間以外でほとんど影響はありません。
    大きく影響するのは、そのサービスで利用できる「音声コーデック」と「アプリ」です。

    音声コーデックは「G729a」よりも、「iLBC」や「Speex」の方が、声が聞き取りやすくキレイな音質です。
    なお、スマホにかかる負担(CPU使用率)は「iLBC」が一番大きく、次いで「Speex」・「G729a」の順となります。
    しかし、「iLBC」を用いた「SMARTalk」の場合を見てもわかるとおり、この程度の負荷であれば数世代前のスマホでも十分に処理できています。


    アプリの比較に関しては、同一コーデックを使っていない限り単純な比較はできないのですが、私の主観を混じえて総合的に考察します。

    <共通>
    今回はあえて、エアコンの音などの環境ノイズが発生している部屋で録音しています。(実際の使用環境に近づけたかったため)
    ヘッドフォンで聞くとこの環境ノイズが聞こえるのですが、ケータイで聞いた場合は全く気になりません。
    (ケータイで聞いた音が「本来の音」なので、興味のある人はスマホの受話口で聞いてみてください。)


    050plus
    これは素晴らしいです。
    使用するスマホに関わらず、高音質です。
    「G729a」を使った他のアプリと比べても、音の作り(声の聞き取りやすさ)は最も優れています。

    CSipSimple
    スマホによる相性が出にくく、すべてのスマホでなかなか良い音質となっています。
    なお、このアプリは設定項目が多岐に渡るため、設定値を詰めることにより、さらに自分好みの音質を作ることもできます。

    Acrobits Softphone
    「G729」を使った音質は、他と比べて若干劣っています。
    また、利用する端末によって得手不得手があるようにも思えます。

    Media5-fone
    今回検証したサードパーティ製のアプリでは最も音質が良いです。
    スマホによる相性もなさそうです。

    SMARTalk
    非常にクリアな音声なのですが、音質に若干のザラザラ感があります。
    実際の受話器ではほとんど気になりませんが、ヘッドフォンで聞くと目立ってしまいます。

    BIGLOBEフォン・モバイル
    今回検証した中で最も聞き取りやすく違和感のない音声です。
    ただ、偶発的かもしれませんが、出だしで音飛びしているところがありました。



    【まとめ】

    「ゼロ・ゴー・ゼロ・プラスへお繋ぎします」
    このガイダンスが許せるならば、断然「050plus」がおすすめです。

    登録も簡単で、音質は良好、使うスマホも選ばない。
    下4桁に好きな番号も選べ、ガイダンス以外は文句なしです。

     ◆ 「050plus」の詳細を確認 (公式へ)
    (2ヶ月間の無料期間だけでも試してみる価値はあります。)



    プロバイダが「BIGLOBE」(MVNO含む)の人は「BIGLOBEフォン・モバイル」が良いです。
    これも難しいことは何も考える必要がなく、簡単に使えて音質は最高です。

     ◆ 「BIGLOBEフォン・モバイル」の詳細を確認 (公式へ)
     (最大1ヶ月間の無料期間があります。)



    料金最優先で、固定電話宛だけではなく、携帯宛にも日常的に使いたい人は「ブラステル」がお勧めです。
    ブラステルは発信時に以下のガイダンスが流れます。(約11秒)
    「○○○分、ご利用できます。ブラステルのご利用ありがとうございます。このまましばらくお待ちください。」

    たった11秒間だけなのですが、結構煩わしいです。
    しかし、これは慣れの問題だと思います。この通話料で月額も無料であれば、この煩わしさも許せます。

    なお、ブラステルは留守電と着信通知機能がありません。そのため、これら機能が必要な場合、ブラステルは適しません。

     ◆ 「ブラステル」の詳細を確認 (公式へ)
     (ここは少々わかりづらいページです。
      「ブラステルカードのお申込み」 → 「今すぐご利用可能!オンラインカード」からオンライン上で契約可能です。)



    そして最後になりましたが「G-Call050」を使うべき人です。
  • 発着信時のガイダンスは許せない。
  • ブラステルのプリペイド方式の課金方法が面倒くさい。
  • どうせ固定電話にしかかけない。(携帯宛ては「0063」を使う)

    このような人は、他を試すまでもなく「G-Call 050」をおすすめします。

     ◆ 「G-Call 050」の詳細を確認 (公式へ)
     (トップページからでは目的のページにたどり着けないほど、サイトの作りは酷いのですが、サービスは優秀です。
      3ヶ月間の無料期間のうちに、SIP情報を取得して他アプリでもテストしてみてください。)



    以上で、2記事に渡った「スマホでIP電話をゼロから考える」終了です。
    G-Call050のSILKが完全復活すれば、また結果も変わってくるのかもしれませんが、これが今現在における結論と考えます。



    [2014/1/27追記]
    「G-Call 050」公式アプリがAcrobits製の「Cloud Softphone」に変更されました。
    そのため、他アプリを試さずともそのままで十分高音質になり、さらにプッシュ着信にも対応しました。

        
  • 21 件のコメント :

    1. こんばんは。BIGLOBE SIM導入いたしましたが体感上はOCNとあまりかわりませんでした。地域性の問題も有るのでしょうか・・・・。当方神奈川ですが某スピードチェッカーアプリ等を使用して比較してみるとping、速度ともむしろ劣ってしまうような感じです。今回はイオンにて無償配布していたスタータキットを使用してでの購入でしたので初期費用は掛かりませんでしたが近いうちに解約します。地域性に因る差は気をつけなければならないですね?
      ところで本日G-CALL050の新しい専用アプリが紹介されました。
      なんとCloudSoftphoneです。G-CALL050を使用するためにAcrobitsSoftphoneをコーデック含めて購入してしまった私はなんだったのでしょう・・・・。
      それとG-CALL050から抜いたSIP情報のプロキシがbasix-proxy.brastel.ne.jpですが今回のブラステル(brastel)と関係ありますよね?

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      1. las**howjbさん

        BIGLOBEは残念です。
        少なくとも私が検証した時点では東京・埼玉は最高の性能でした。
        ですが、OCNも混雑時以外は非常に優秀だったのは確かです。


        >ところで本日G-CALL050の新しい専用アプリが紹介されました。
        >なんとCloudSoftphoneです。G-CALL050を使用するためにAcrobitsSoftphoneをコーデック含めて購入してしまった私はなんだったのでしょう・・・・。

        これは私もかなりびっくりしています。
        専用になって何か違うのかとインストールしてみましたが、黒ベースのUIが格好良いぐらいでした。(普通と同じ)

        「Acrobits Softphone」は「Cloud Softphone」の上位バージョンで、NAT超え等の設定もできます。
        プライベートIPが割り振られるMVNOではAcrobitsでないと接続もできません。
        また、もし他のIP電話を使ってみたくなったときもAcrobitsならば同時使用も可能です。
        先行投資と考えましょう(^_^)v


        >それとG-CALL050から抜いたSIP情報のプロキシがbasix-proxy.brastel.ne.jpですが今回のブラステル(brastel)と関係ありますよね?

        これ、私も気になりましたが、今回のブラステル050とは多分無関係だと思います。

        削除
    2. part2だ!
      楽しみにしてました。

      この検証結果は…まじすか!
      正直brastelは低遅延度ではplusやg-callには劣るかなぁと思ってたんですが(体感で)。すげぇな。留守電やら転送やら対応したら低価格省電力高品質で言うことなしっすね。あでもアナウンスが邪魔だなぁほんと。

      ステマじゃないですがQtalkの通話品質は恐るべきものでしたよ。1年前のiijファミリーsimをp-01d利用で十分使えましたからw体感ではplusやg-callより低遅延だった覚えが…。でも親元のQ10が韓国の会社なのでそれだけで嫌っていう人は多いかもですねーwしかしip電話マニアの方々であれば試してみて損はないサービスかと。安くて遅延少ないので。

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      1. namekodakedehaさん

        Part2でもコメント頂きありがとうございます。

        検証結果はすべて、「その時測定したそのままの数値」を載せいています。
        本当は毎日同じ検証を何十回も行って、その平均値を取ったほうが正確になります。
        (さすがに私もそこまでやれませんので)今回の検証結果はあくまでも「目安」として捉えてください。

        電話としての付加価値(留守電とか)と総合的に考えると、それぞれがとても魅力的です。
        スマホで使えるIP電話も、だんだんと良いサービスが充実してきて嬉しい限りです。

        Qtalkについては(使う使わないは別にして)検証してみたいと思います。

        削除
    3. こんばんは、nagoyaです。

      過去記事を見てみたらG-Call 050の公式アプリも
      Cloud Softphoneでビックリしました。←ブラステルもCloud Softphoneです。

      私は、ブラステルを利用しています。

      基本料がかからず、第三者課金サービスとIP電話を
      使い分けて利用しているので不便は感じていません。

      しかし050や第三者課金サービスのの+81番号表示は不評なので

      その辺が認知+改善されたら嬉しいですね。

      こんなに便利で節約効果があるものなのに、他の方に話してみても
      誰も興味を示さないのには少しがっかりします。

      自分の節約方法は間違ってはいないと思ってるのでこれからも

      より良いサービスを見つけて節約していきたいと思ってます。


      追記、wertさん
      余裕のある時でいいので、Cloud Softphoneの検証も見てみたいです。
      できればでいいので、よろしくお願いします。。

      返信削除
    4. nagoyaさん

      G-Call 050は元々AGEphoneベースだったのですが、今はCloud Softphoneになって非常に使いやすくなりました。

      ここ最近の050や第三者課金サービスは、大手の参入によりだんだんと浮上してきていますね。
      これからが楽しみです。

      >こんなに便利で節約効果があるものなのに、他の方に話してみても
      >誰も興味を示さないのには少しがっかりします。

      これはそのとおりですね。
      私と一緒に自己満しましょう(笑)

      >余裕のある時でいいので、Cloud Softphoneの検証も見てみたいです。

      本記事中の「Acrobits Softphone」と全く同じ結果になります。
      もちろん、厳密に言えばバックで動いている処理が異なるため、CPU使用率などの関係から100%同じになるとは言えません。
      ですが、99%ぐらいは同じです。

      「Acrobits Softphone」≒「Acrobits Cloud Softphone」 です。

      ですので、いまのところCloud Softphoneで検証しようとは思っていません。大変申し訳ありません。

      返信削除
    5. Acrobits Softphoneがほとんど同じでしたか、失礼いたしました。

      ちなみにこんな事も検討中です。
      http://matome.naver.jp/odai/2134818820677439701
      外出先に家の電話の子機を持って行く感じです。
      今は、対応プロバイダではないので将来的にやってみたいことですが・・。
      とりあえず現状は、ブラステルを使用していきます。

      返信削除
    6. nagoyaさん

      対応プロバイダでなくても(ブラステルでも)同様のことが出来ますよ。
      実は私も今、固定電話のIP電話化を検討しています。
      とは言っても固定電話を持っていないので、IP電話の固定電話化になりますが。

      そのときの発信回線はブラステルにする予定です。
      なお、受信回線はFusionにして留守電と着信通知を活かしたいな、なんて妄想しています。

      ・・・すでに妄想を通り越して、2回線登録できるVoIPアダプタを注文中なのですが(^_^;)

      返信削除
    7. Wertさん

      さすがです。 私の考える一歩も二歩も先に進んでいらっしゃる。

      ちなみにブラステル戦法は050でやるということでしょうか?

      一応、ダイナミックDNSとVPN環境は用意してあるので、ブラステルも検討してみます。

      IP電話の固定電話化、実現されたら是非記事にして頂けると助かります。

      さて、私の今後の予定は4台ドコモにMNPとソフトバンクの

      みまもりケータイ3台契約に向けて準備中です。

      いずれも2~3月が良い案件が揃うじきなので納得できる

      案件で契約したいと思います。

      返信削除
    8. nagoyaさん

      >私の考える一歩も二歩も先に進んでいらっしゃる。

      そんなことないです。
      しかも、私の場合は内線電話にはするつもりはなく、今のところイエデン化だけを考えています。

      >ちなみにブラステル戦法は050でやるということでしょうか?

      はい。ブラステル050を使う予定です。
      すでに、ブラステルでは発着信確認できました。(昨日VoIPアダプタが届いた。)

      ブラステルで内線電話化するためには、きっとアスタリスクも必要になると思います。(すみません、ここらへんの知識ゼロで詳しくはわからないです・・・。)

      このジャンルは初チャレンジなので楽しいです。
      もう少し頭の整理ができたら記事にしようかと思います。

      nagoyaさんも内線電話化に成功したら、ぜひ教えてくださいね!

      返信削除
    9. こんにちは。いつも参考にさせてもらってます!素人質問で申し訳ないですが教えてください。

      ”プロバイダが「BIGLOBE」(MVNO含む)の人は「BIGLOBEフォン・モバイル」が良いです”と書かれてますが、何か深い意味があるのでしょうか?
      今は、BIGLOBEのSIMをSH-06EとNEXUS7に入れて使ってますが、IP電話の契約をどこにしたら良いかよく分からないもので。。。
      よろしくお願いします!!

      返信削除
    10. tabibitoさん
      コメントありがとうございます。

      各社のIP電話サービスは「GSM」という音声コーデックを使用することが想定されている場合が多いです。
      しかし、この「GSM」は音質があまり良くありません。
      そこで本記事でも積極的に使っていた音声コーデック「G729a」などを使うのですが、実はこの音声コーデックも高音質とまではいきません。

      「BIGLOBEフォン・モバイル」はこの音声コーデックに「speex」が採用されています。
      これは私が検証した限り、音質はかなり良い部類です。
      また、音質が良くても遅延が酷ければ使いものにならないのですが、「BIGLOBEフォン・モバイル」はなかなか優秀でした。

      このように、万人に勧めたい「BIGLOBEフォン・モバイル」なのですが、これはBIGLOBEと契約していないと使うことができません。

      以上のことにより、『プロバイダが「BIGLOBE」(MVNO含む)の人は「BIGLOBEフォン・モバイル」が良いです』としました。


      ブラステル以外は無料期間も設けられていますので、まずはその期間だけでも使ってみることをお勧めします。
      使ってみて疑問に思ったことや、設定がわからないなどがありましたら何度でもコメント頂ければと思います。

      返信削除
    11. はじめまして
      スマホでIP電話はどのサービスも一長一短で難しいですね。
      遅延がなければfusion…ブラステルに留守録があれば…等々
      Twitterの件ですが私も*を使ってどうにかできないかと思っていたのですが
      私の技術では無理でした(笑)
      もしうまく行ったら記事にしていただけると参考になりますのでよろしくお願いします。

      返信削除
    12. megumiさん
      コメントありがとうございます。
      また、TwitterでのRTもありがとうございます。

      私もかなり自信がありません(笑)

      やりたいことはブラステルを固定電話化し、外線着信に一定時間以上の応答がなければFusionに転送するというものです。
      なお、その際の1回目の転送はアスタリスクの内部処理で行い(無料)、2回目の転送はFusionからFusionに行う(無料)ということを考えています。
      転送先のFusionはもちろん留守電専用です。

      こうすることで、ブラステルとFusionの欠点を補いあえないかな、と考えています。

      しかし、難関はたくさんあります。

      まず、私がLinuxを使えないこと!(笑)
      → これから勉強します(>_<)

      そして、CuBox-iをAsteriskでサーバとしようとしていること。
      → そもそも動作させられるのか・・・。

      「もし」うまく行くことがあれば、自己満の極みなのですぐに記事にします!

      返信削除
    13. 昨日コメントしたあともう一度頑張ってみようとubuntuに*をを入れて
      色々実験してみました。とりあえず留守録が動作するようになって
      ブラステルでも着信があると携帯にwav付きのメールが届くようになりました。
      本当はブラステルに来た外線をブラステルを使って携帯に転送させたかったのですが
      これは着信履歴には残るけどなぜか携帯は鳴りませんでした。また色々実験してみます。
      Linuxは多少知識がありますので少しでもお役に立てればと思います。
      頑張ってください。

      返信削除
    14. megumiさん

      おめでとうございます!

      >本当はブラステルに来た外線をブラステルを使って携帯に転送させたかったのですが

      これはブラステルのガイダンスが邪魔をしていそうな気がします。
      タイマーを挟むか(外線切れちゃう・・・)、#でガイダンスを飛ばす動作(できるのか?)を・・・どちらも現実的ではないですね(>_<)

      >Linuxは多少知識がありますので少しでもお役に立てればと思います。
      >頑張ってください。

      心強いお言葉感謝です!
      多分本当に頼らせて貰うと思います。ありがとうございます。
      しかし、まずはイスラエルからの到着を待ちます(笑)

      返信削除
    15. 着信転送もうまくいきました。
      答えは簡単で発信だけして*側の着信の設定をするのを忘れてました。
      DTMFを挟むとあのうざい料金案内も飛ばせるので便利ですね。
      留守録も転送も手に入ったブラステル最強です。
      一番の問題は私に電話をかけてくる人がいないと言うことです。
      完全に私も自己満です(笑)

      返信削除
    16. megumiさん

      >留守録も転送も手に入ったブラステル最強です。

      うーん、羨ましいです!

      私のPBX(CuBox-i)はまだ到着しません。
      早く自己満したいです。(動かせれば(>_<))

      返信削除
    17. Yoshoさん
      それで改善しないとなると、それ以上はわからないです。
      申し訳ありません・・・。

      返信削除
    18. 参考になります。ちなみに僕はブラステルメインですが、ブラステルでも強引にPBX(Asterisk)などと接続すれば一応着信通知や留守電なども実現できます。
      にしても、ブラステルの料金案内はちょっとうざったい…かな(笑)

      返信削除
    19. Takuさん

      現在は、050plusのガイダンスがなくなったり、Fusionの遅延時間が若干改善されたりと、少しずつIP電話関係も変化しています。
      しかし、今現在も概ねはこの検証のとおりですね。

      私も現在の主力はブラステルです。
      (スマホがメインでは無いのですけどね。)

      >PBX(Asterisk)などと接続すれば一応着信通知や留守電なども実現できます。

      はい。これは承知しているのですが、なかなか敷居が高いです(>_<)
      私もAsteriskを使っていますが、いまだにブラステルにその機能を付加していません。

      返信削除