しかし、これら専用アプリは使い勝手が悪く、折角の良サービスの足を引っ張っています。
そこで各社が用意した専用アプリは使わず、別アプリ「Prefixer」を使って「楽天でんわ」や「G-Call」を快適に利用する方法を紹介します。
◆2014年3月24日 追記
Ver2.0から複数ルールの登録が有料となりました。
Ver1.xをお使いの人はバージョンアップをしないでください。
これからPrefixerを使い出す人や、既に2.0にアップしてしまった人は本記事の一番最後に回避方法を紹介しますので参考にしてください。
【第三者課金サービスについて】
「楽天でんわ」や「G-Call」などが、キャリア通話料を約半額にするサービスを提供しています。
これを第三者課金サービスと言います。
詳細については、以下の記事をご覧ください。
<「楽天でんわ」/「G-Call」/「ブラステル」の比較・検証>
【Prefixerについて】
「Prefixer」は設定しておいたプレフィックス番号を、発信前に自動的に付加してくれるアプリです。(無料)
これを利用することにより、簡単に「楽天でんわ」や「G-Call」などが利用できます。
また、「Prefixer」はダイヤル発信をトリガーとして起動するため、どんな電話帳アプリとも連携できます。
なお、「Prefixer」に良く似た「0063plus」(有料)という日本語のアプリもあるのですが、「0063plus」でできることは「Prefixer」でもできます。
よほどの英語嫌いでなければ、無料で提供されている「Prefixer」で良いと思います。
(「0063plus」は「Prefixer」を日本語化したようなアプリです。)
【Prefixerの設定方法・使い方】
Prefixerの基本設定
「G-Call」の設定を基本とします。
(G-Callは登録を済ませているものとします。)
まずはGooglePlay(上記リンク)から「Prefixer」をインストール・起動します。
1.起動画面で左上のマークを押します。
2.「Add rule」を押します。(ルールを追加)
3.「Manual」を選びます。(手動設定)
4.「Outgoing」を選びます。(発信設定)
5.Titleに「G-Call」などと入力します。(自分がわかる名前であればOK)
6.Add prefixに「0063」を入力します。(G-Callの場合)
(楽天でんわの場合は「003768」、ブラステルの場合は「009120」を入力)
7.「Advanced editor」を押します。(高度な設定)
8.Confirm callを「Yes」にします。(発信確認をする)
9.Add nunber to call logを「Original」にします。(発信履歴はプレフィックス番号を除いて記録)
以上の設定で、通常の発信時に「G-Call」を使うか、使わないか、その都度選べるようになります。
これを基本形とします。
発信の都度、確認の選択肢が出るため、誤発信防止にも役立ちます。
なお、キャリア通話などの無料通話先に発信する際は、発信時に「Dial original」を選択します。これで、プレフィックス番号を付加せずにそのまま発信できます。
それ以外の発信は「Make call」を選びます。これでプレフィックス番号が自動的に付加されます。
【Prefixerの使い方(応用編)】
応用編はConfirm call(発信確認)を「No」の状態で使いたい人向けの話になります。
発信の都度、確認をしたい人は設定する必要はありません。
Confirm callが「Yes」のときは、無料通話先を自分(人間)が判断し、「Dial original」か「Make call」かを選択していました。
しかし、Confirm callを「No」の状態で利用するということは、プレフィックスの有無(無料通話になるかどうか)の判断を「Prefixer」に任せることになります。
ここでは、その設定例を紹介します。
◆ 無料通話先にはプレフィックスを付加しない
[準備]
先ほど基本設定として追加したルールの、Confirm callを「No」とします。
1.Prefixerの基本設定と同様の方法で、新規にルールを1つ追加します。
Titleは「無料通話」などにします。
2.「When number matches」に無料通話先電話番号を入力します。
(最初から入力されていた「.*」は消去します。)
無料通話先が複数ある場合は、1つずつ「|」で区切って入力していきます。
例えば、以下3つの電話番号が無料通話先だとします。
この場合、When number matchesには
「09012345678|08011112222|08033334444」
を入力します。
しかし、これだけではまだ足りません。フリーダイヤルや、いざという時の緊急通報(警察・消防)も追加します。
When number matches
「09012345678|08011112222|08033334444|110|119|0120.*|0800.*|0570.*」
(※ その他は必要に応じて追加してください。)
上記以外の設定は何も変更しません。
以上で、新規ルールの追加は完了です。
3.今追加したルール(無料通話)の順位を、元あったルール(G-Call)より上位にします。
[操作方法]
Rules(ルール一覧)の画面で「無料通話」を ロングタップ → 「Move rule up」
これで、無料通話先と緊急通報はG-Callがスルーされ、通常のキャリア発信になります。
◆ 楽天でんわとG-Callとを使い分ける
G-CallはNTTの固定電話には発信者番号通知がされません。
そこで、固定電話には「楽天でんわ」で番号を通知し、それ以外は「G-Call」を使い、さらに無料通話先にはそのまま発信する「複合型」を紹介します。
先ほどまでのルールに、以下のルールを追加します。
これは日本全国の市外局番を羅列しただけのもので(重複は削除しています。)、この番号から始まる番号には「楽天でんわ」のプレフィックスを付加するという単純なルールになります。
1.今までと同様の方法で、新規にルールを1つ追加します。
Titleは「楽天でんわ」などにします。
2.Add prefixに「003768」を入力します。
When number matchesに以下を追加します。(日本全国網羅したつもりです。コピペしてください。)
「03.*|04.*|06.*|011.*|015.*|017.*|018.*|019.*|022.*|023.*|024.*|025.*|026.*|027.*|028.*|029.*|052.*|053.*|054.*|055.*|058.*|059.*|072.*|073.*|075.*|076.*|077.*|078.*|079.*|082.*|083.*|084.*|086.*|087.*|088.*|089.*|092.*|093.*|095.*|096.*|097.*|098.*|099.*|0123.*|0124.*|0125.*|0126.*|0133.*|0134.*|0135.*|0136.*|0137.*|0138.*|0139.*|0142.*|0143.*|0144.*|0145.*|0146.*|0162.*|0163.*|0164.*|0165.*|0166.*|0167.*|0561.*|0562.*|0563.*|0564.*|0565.*|0566.*|0567.*|0568.*|0569.*|0572.*|0573.*|0574.*|0575.*|0576.*|0577.*|0578.*|0740.*|0742.*|0743.*|0744.*|0745.*|0746.*|0747.*|0748.*|0749.*|0852.*|0853.*|0854.*|0855.*|0856.*|0857.*|0858.*|0859.*|0940.*|0942.*|0943.*|0944.*|0946.*|0947.*|0948.*|0949.*|08512.*|08514.*」
3.Add nunber to call logを「Original」にします。
4.今追加したルール(楽天でんわ)の順位を、「G-Call」より上位、「無料通話」より下位にします。
これで次の順番に3つのルールが並んだと思います。
- 無料通話
- 楽天でんわ
- G-Call
これで無料通話先にはそのまま発信し、固定電話には「楽天でんわ」、その他は「G-Call」から発信します。
これが、すべてを良いとこ取りした、オールマイティなパターンかと思います。
【補足・まとめ】
今回、ルールの作成に正規表現をほとんど使っていません。
本来「Prefixer」は、電話番号の判別ルールの記述に、正規表現を扱えます。
これが分かる人は、ルールを3つも作る必要もなく、1つのルールですべてを表現できます。
しかし、今回は限られた電話番号しかないので、このような「力技」のルール作成例を紹介しました。
正規表現を使えば、もっとスマートにルールを作成できるのでしょうが、私にはそんな技量はありません。
また、形式にこだわるより、こちらの方が(私には)わかりやすいです。
「Prefixer」にはもっと多くの機能があります。
例えば、次のようなルールも作成できます。
・・・などなどです。
もし、この他にも「~~がしたい」などの要望がありましたら、コメントを頂ければわかる範囲でお手伝いしたいと思います。(簡単なものしかわかりませんが・・・。)
「楽天でんわ」や「G-Call」などの特徴・詳細に関しては、以前書いた紹介記事を参考にしてください。
<「楽天でんわ」/「G-Call」/「ブラステル」の比較・検証>
◆2014年3月24日 追記
「Prefixer」のVer2.0から、複数ルールを使う場合は有料となりました。
したがって、1つのルールで全パターン対応させる必要が出てきました。
しかし、1つのルールではどのようにしても「楽天でんわ」と「G-Call」を使い分けることは出来ません。
そこで、次の2パターンに分けます。
- 全固定電話宛にどうしても番号通知したい。
- NTTのナンバーディスプレイだけは、番号通知しなくて良い。(「G-Call」だけ使う)
[1番の場合]
諦めて課金するか、「G-Call」より通話料が若干高いですが「楽天でんわ」だけを利用します。
(楽天でんわだけを使用する場合も、[2の場合]を参考にしてください。)
[2番の場合]
まずは、今までのルールを全部削除してください。
次に、以下のルールを作成してください。(タイトルは適当に「無料通話先」などでOK)
(?!09012345678|08011112222|110|119|0120.*|0800.*|0570.*).*
「09012345678」、「08011112222」の部分に無料通話先を記入します。
なお、多くの番号がある場合でも「|」で番号を区切って入力していけば、何個でも登録可能です。
「Add prefix」には「0063」を入力します。
これで、無料通話先へはそのまま発信して、それ以外には「G-Call」で発信するようになります。
(もちろん「0063」の部分を「003768」にすれば、「楽天でんわ」での発信になります。)