これにより、専用アプリが弱い「G-Call 050」の弱点がすべてなくなりました。
これでやっと断言できます。
「スマホで使えるIP電話は、G-Call050が一番です。」
ここでは「G-Call050」からSIP情報を抜いて、「CSipSimple」を設定するまでを説明します。
「G-Call 050」については、この記事を参照してください。
<スマホでIP電話「G-Call050」のすすめ>
【SIP情報の抽出】
まずはroot化したスマホが必要になります。これが用意できないと、残念ながらどうにもなりません。
(root化スマホはないけど、どうしても使いたい方はこの記事の一番下をご覧ください。)
手順は次のとおりです。
- root化したスマホで「G-Call 050」のバックアップをとる。
- 抜き取った設定ファイルをPCに移動する。
- SQL形式の設定ファイルからSIP情報を読む。
では、順を追って説明していきます。
[スマホでの作業]
まずはルート化したAndroidに「G-Call050」をインストールします。
インストールした「G-Call050」にユーザIDとパスを入れて、使える状態にします。
アプリ「TitaniumBackup」を使い、「G-Call050」の設定ファイルごとバックアップします。
バックアップされた3つのファイルのうち、拡張子が「.tar.gz」のもの(APKじゃない方)をPCにコピーします。
[PCでの作業]
PCでデータベースを読むために「SQLite Database Browser」をインストールします。(SQL形式が読めれば何でも良い)
先程移動した「~.tar.gz」を解凍します。→「data」フォルダが出てきます。
(「.tar.gz」はフリーの解凍ソフトで簡単に解凍できます。)
「data」内の「SettingsAndTemplates」を「SQLite Database Browser」で開きます。
Table:「PROFILE_SETTINGS」に設定情報が書いてあるので、これをメモします。
必要な情報は次のとおりです。
上から順にこのような値です。
sip.g-call.com
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx(たぶん20桁)
xxxxxxxxxxxx(たぶん12桁)
basix-proxy.brastel.ne.jp
(「UserId」と「Password」以外は共通です。)
以上で抜き取りは完了です。これで9割は終了です。
【CSipSimpleの設定】
抜き取ったSIP情報を使い、CSipSimpleを設定します。
サーバ:sip.g-call.com(ポート番号は書かない)
ユーザ名:xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
パスワード:xxxxxxxxxxxx
プロキシ:basix-proxy.brastel.ne.jp:5060
あとはすべてデフォルトです。
(設定の最適化は後ほど考えます。)
【コーデックの選択】
「G-Call050」の対応コーデックは豊富です。
次の音声コーデックに対応していることを確認しました。
この中から好みのコーデックを選択します。
これらのコーデックはそれぞれ特徴があり、この場だけでは説明し切れません。
後ほど「G-Call050の音声コーデック比較」的なものを新規記事で書こうと思います。
コーデックはスマホのスペックや回線速度によって、どれが適しているかが異なるため、色々と試してみることをお勧めします。
私はしばらくSILKを使ってみます。
[6/9追記]
すみません。対応コーデック間違えました。
設定ファイル上には「speex」の記載があったのですが、本日録音検証をしていたところ「speex」には対応していないことがわかりました。
「PCMu・GSM・SILK」では録音までできました。
しかし、音質に差が出ず再検証中です。
たぶん、「CSipSimple」の設定によるものかと思っています。
検証が完了したら、各種コーデックによる音質比較を記事にする予定です。
[6/21追記]
「G.729a」に対応していることを確認しました。
「Acrobits Softphone」を使って音声データを録音したのですが、アプリの質が悪く比較になりませんでした。
いつか「CsipSimple」で検証したいと思いますが、コーデックG.729aのライセンス料が高いため、躊躇しています。
[7/30追記]
「CsipSimple」を使った「G.729a」での検証を行いました。
<スマホでIP電話「各社の音質比較」編(Part2)>
【余談】
そもそもこの話は2chの「【Skype】Android VoIP/SIP総合 Part3【Viber】」で、ぽっと出た話によるものです。
「G-Call050」のSIP情報が抜けたというのです。
唯一の弱点である「専用SIPクライアント」が、これで克服できるのです。
(余談の余談ですが)これに質問するためだけに、モリタポ2000円分を買おうかと思ってしまったぐらい、私にとっては衝撃的でした。(結局、質問は代行に頼んで書き込んでもらいました。)
結果、SIP情報の抽出に成功し、「G-Call050」が劇的に使いやすくなりました。
情報をくれた485氏ありがとうございます。
【root端末が用意できない人】
しかし、それではあまりに辛いので、root端末を持っている友人を探してください。
それでもどうにもならない人は、私でよければお手伝いしますので、右メニュー「連絡フォーム」からご連絡ください。(見ず知らずの私にアカウント情報を預ける勇気のある人限定(^_^;) )
[7/30追記]
<root化端末を使わずに「G-Call050」のSIP情報を取得する方法>を掲載しました。