2013年3月28日木曜日

急速充電に100円ケーブルは危ない

USBケーブルが燃えるときの話。
USB充電ケーブルは、必ず充電器の電流値にあったものを使用してください。

100円ショップで巻取り式のUSB充電ケーブが売られています。
何気なく使っていると思います。
これは、PCのUSB端子に挿して使用することを前提に作られていますので、絶対にUSB充電器に挿して使わないでください。

以下に中学校レベルの電気の基礎知識を用いたつまらない文章を書きます。
興味のある方はご覧ください。


「熱量 = 電力 × 時間」 で求められます。
これだとわかりにくいかもしれないので、もっと簡単に説明します。
「熱 = 電力」です。

ケーブルが燃えるときは、この理由で発煙・発火します。

電力と言う言葉は良く耳にすると思いますが、電子レンジやトースターのそれと全く同じです。

トースターでパンを焼きすぎて、焦がしたことありませんか。
(600~800ワット程度でパン焼きます。)
ケーブルが燃える理由はこれと全く同じです。

トースターぐらいにUSBケーブルが熱くなるなんて、あり得るのか?
と思いますが、出来の悪いUSBケーブルは簡単にこうなります。

「電力 = 電流 × 電流 × 抵抗」です。

電流は急速充電の電流値である「2A」や「2.1A」のことです。

抵抗は「ケーブルの質」に影響します。

ケーブルの質は通常"0.1"とか"0.01"とかの数字になります。
しかしケーブルが断線しそうになったり、作りが悪く接触不良などを起こしていた場合、この数字は"200"や"300"となります。

これを先ほどの「電力 = 電流 × 電流 × 抵抗」で計算します。

電流:2A
抵抗(ケーブルの質):200

電力 = 2 × 2 × 200 = 800

800ワットです。
USBケーブルでパン焼けます。

800ワットのトースターに「巻取り式USBケーブル」を入れて“チン”しているのと同じです。
もちろん溶けます。燃えます。

抵抗(ケーブルの質)が300だったら
電力 = 2 × 2 × 300 = 1200

ケーブルは短時間で燃え始めます。

このように逆に即時に燃えてくれる分には、気付けるのでまだ良いのですが、中途半端な状態が続くと、知らぬ間に燃え出すことになります。
これが一番危ない状態です。2A(2.1A)対応USBケーブルでないということは、常時この状態と考えていいと思います。

2A対応USBケーブルであれば、メーカがこうならないことを保証しています。

USBケーブルを充電に使う場合は、(絶対に!)その充電器の最大電流に対応したものを選んでください。


つまらない文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

巻取り式の2A対応ケーブルを紹介している記事も書いておりますので、「2A(2.1A)対応の巻取り式USB充電ケーブル」を求めている人は参考にしてください。